夏まっ盛り。石けんなし生活まっ盛り~。
やまんばはついに洗濯石けんもやめた。
畑でおもいっくそ汗かいたTシャツも、お水だけで洗濯機でカラカラ洗う。前は白いTシャツはお乳のあたる部分が黒ずんでいたが、今はちっともならない。
これはどーいたことぞね。
やまんばは、歯も、カラダも、髪も、ついでに服も、石けんと言う名の文明の力をまったく使わなくなっちまった。なのにまったくにおわない。
きっとこれは気のせいだ。やまんばの鼻がイカレちまっているのだ。
やまんばにはお近づきになりませぬよう。
髪もさらさらだ。
これもきっと気のせいだ。
コマーシャルは、水さえも問題だというではないか。その恐ろしー水とかお湯だけを使って髪を洗っているのだ。これほど恐ろしー事はない。
よいこの皆さんは、決してマネしないように。テレビや新聞さんのいうことをちゃんときいて、ちゃんとシャンプーして、UVカットして、石けん使いましょうね。
多数決の原理でいくと、大勢の人が言うことが「正しい」のだから、大勢の人のいうことを聞きましょうね。
きのう畑で蜂に刺された。
これで二回目だ。左中指。
あれてて手袋を外してイタイあたりを闇雲に吸う。口の中に何かが噴射された。つばをはく。すると中指に赤いぽっちが出てきた。血もでてきた。やまんばは何度も吸ってはつばを吐いた。口の中がかすかにしびれる。乾いた口の中につばを作って吐いた。
先週は左腕だった。そのときは大量の血が出た。だけど腫れなかった。
今回は少し腫れた。痛みもあった。
だけど蜂は死にものぐるいで刺したんだ。その痛みを味わおうとおもった。
痛みは、抵抗するとますます痛くなる。だけどその痛みをただ味わっていると、そのうち消えていった。
石けんなし生活を始めてから、何かがシンプルになった。
ニンゲンのカラダはそうやわではない。あらゆる状況に臨機応変に対処しているスーパーコンピューターなのだ。ニンゲンがわざわざ開発してくれた(?)シャンプーちゃんにもちゃんと対応できるように、カラダは調節してくれているのだ。
そうすると、たいていのことは自分の中で解決できるのではないだろうか。瞬時に起こる自分の中の感覚に身を任せてもいいんじゃないかとおもうようになった。
石けんなし生活を始めてから、何かがシンプルになった。
ニンゲンのカラダはそうやわではない。あらゆる状況に臨機応変に対処しているスーパーコンピューターなのだ。ニンゲンがわざわざ開発してくれた(?)シャンプーちゃんにもちゃんと対応できるように、カラダは調節してくれているのだ。
そうすると、たいていのことは自分の中で解決できるのではないだろうか。瞬時に起こる自分の中の感覚に身を任せてもいいんじゃないかとおもうようになった。
畑でじっとたたずむ。
いきものの時間が流れていく。
畑は生命がわんさか住む場所。そこでやまんばは殺生をしている。草を刈り、好きな植物だけを保護する。
畑はニンゲンのエゴのかたまりだ。自然界はそれをかるがると受け入れる。
少し急ぎ過ぎた。
よくよく観察すると、目の前にハチ達がかすかに飛び交っていたのだ。それがやまんばには見えなかった。畑に次の種をまくことしか頭になかった。
ゆっくりいこう。
よく観察しよう。
そこにはかすかなメッセージがある。
きのうはそれを教えられた。