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2010年1月21日木曜日

訂正




きのう、高知のとーちゃんから「こらあ、ちゃんと勉強せんかあー」と、お怒りの電話をもらった。先日私が書いた龍馬のブログの件だ。
わたしゃ、とーちゃんから聞いた話をてきとーに聞いていたらしく、実家があった近くでの乙女姉さんの密葬のあと、と書いたのだが、じつは次女のお栄ねえさんじゃったのだ。乙女姉さんではなく、お栄姉さんでした!

みなさま、深くお詫びして訂正いたします。

このお姉さん、自害しているんですね。なんでも龍馬が脱藩をするとき、家宝の刀を渡した罪で。でも、いろいろ調べるとなんだかぐちゃぐちゃになります。
渡したのは坂本家の刀ではなく、嫁ぎ先の家の刀だったとか。しかも彼女は龍馬の脱藩よりずいぶん前に死んでいたとか。(こうなると、自害の意味が分からない。密葬された理由は?)
ついでにいうと、刀渡したのは誰かと言うと、明治ごろは、乙女姉さんという説だったのに、「竜馬がゆく」以降、渡したのはお栄姉さんとするのが通説になったとか。いやはや、いろいろ諸説あるようです。

なんでお栄さんは密葬されたのか。ホントにそれは彼女の密葬だったのか?
結局、史実は謎のままで終わるんでしょうか。なんだか歴史小説にふりまわされるようです。

絵:「幕末テロ」より

2010年1月3日日曜日

『龍馬伝』




みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もへそ曲がりな私をよろしくおねがいいたします〜。


さて、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』が今日から始まる。
高知県人の私としては、これを見ないわけにはいかない。龍馬誕生の地は、住んでいたところの近くだったし、家の裏には、乙女ねえさんが、龍馬を脱藩させた罪で勘当され、密葬された場所もあった。小さいとき、いつもばあちゃんに連れて行かれたところは桂浜。絵に描いたような典型龍馬パターンだ。

しかし本音を言うと、龍馬がすごい人だったのか私には確信がない。あれだけ今騒がれている龍馬だが、昔は龍馬より中岡慎太郎のほうが土佐人には人気があったらしい(中岡慎太郎のほうが男前だし)。そしてほんとは「りょうま」という呼び方はしていなくて、「りうま」又は「りゅうま」だった。私もそのように記憶している。だから坂本龍馬記念館の近くに住むじっちゃんは、館長に
「おら、おまんく(あなたのところ)が「りょうま」と呼ぶからには、絶対おまんくへはいかんぜよ」という偏屈じじいもいる。
そもそも司馬遼太郎がじぶんの「りょう」の呼び方にあわせてそのように呼んだというのが始まりなようで、その司馬遼太郎さんにあやかって、飛行場まで「りょうま飛行場」などとつけるほどの高知県人の軽さはなんなんじゃい。

仕事で似顔絵を描いていると、顔をじとーっとながめるうちに、何となくその人物の内面を感じてしまうのだが、どう見てもあの顔は「偉人」の顔にみえない。袴の下にブーツを履き、手にはピストル。西洋かぶれもいいとこだ。軽い軽い。(あ、そこんところ、高知県人やな)女房のお龍の顔なんかもっとすごい。一筋縄ではいかない顔をしている。龍馬はその人を選んだのだ。
だいたいだなあ。そもそもなんでそこらにころがっているただの浪人が、お偉い人と会談できるのだ?昨日のNHKのプロフェッショナルでは、龍馬のその愛すべき人柄がそうさせた、時代を動かしたといっている。ちっとも説得力がない。なにか裏があるにちがいない。ほんとは坂本家はすごい地位だったとか、グラバーとの関係だとか。。。

とにかく、私としては自分でその事の真相を探りたいのだ。じれったいぐらいすごく気になる龍馬なのだ。私も幼い頃から海を見て、仁王立ちになり「あっちがオーストラリアだ!」と海の向こうにおもいをはせた種類の人間だ。どんなおもいだったのか、どんな状況下に置かれていたのか、どんな人物だったのか。

NHKさんが、そこんところを掘り下げてくれるとは思えないが、福山さん演じる(なんかたよんないけど)龍馬をみながら、飲酒ピレーションをもらうことにするぜよ。



絵:坂本龍馬「龍にまもられて」