人はそのまんまを受け入れてもらえることがとても安心する。
でもいかんせん、この世はたいてい条件付きである。
いい子でいたらお母さんは嬉しい。
お手伝いしてくれたらお菓子あげる。
小さい時聞いた言葉が、大人になっても原動力になっている。
何もしていない時、どこか落ち着かない。
なんかせずにはいられない。
こんなんじゃダメだ、もっと生産的なことを。。。
そのままでいることは、
欠けている自分をそのままにしておくような心もとなさがある。
ある人に、そのままでいてくださいと言った時、
なぜか私の心が落ち着いた。
その人もまた心が嬉しく思っているのを感じた。
あなたはそのまんまでいい。
これは魔法の言葉だ。
そうだ。これは恋愛が始まった時と同じだ。
相手がそのまんまであることがとても嬉しい。
そのまんま、ただそこにいてくれることがとても嬉しい。
その人をそのまま丸ごと大好きなのだ。
何もしていなくても。
これは神の視点?
神は私を丸ごとそのまんまを大好きでいてくれている。
永遠に。無限大に。
でも私たちはすぐにあの始まりとは真逆に向かう。
あれさえ変わってくれたらいいのに。
ああ、もう嫌い!私の視界に入ってこないで!
いつの間にか条件付きの愛に変わっていく(笑)。
その人の行動を見始める。
その人のカタチを見始める。
判断し、解釈し、裁き始める。
いつの間にかその人と自分は分裂する。
しっしっ、あっち行ってと。
でも。。。
あの時。
そのままでいてくれるだけで嬉しかったその人の、
カタチを見てはいなかった。
私は確かにその人の、
存在の美しさを見ていたのだ。




