今、やまんばの畑は菜の花だらけ。まッキッキ。
見事なまッキッキをながめて、
「うん。このままほっとこう」と決めた。
白菜もチンゲンサイも小松菜もフユナもタアサイもコカブも水菜も壬生菜も、ぜ~~~んぶひっくるめて、まるっと交配だ!
どっちみちアブラナ科は交配する。どんだけ離して隔離してひっぺがしてって頑張ったって交配する。きのうの話じゃないが、雑種になりたがっているのだ!(ほんとか?)
やまんばの数少ない過去の経験から、アブラナ科が交配すると百花繚乱になる(はず)。白菜の種のはずなのに、蒔かれた畝にはギザギザの葉っぱや、丸い葉っぱや、ヒョロ~んと長い葉っぱや、どー見ても水菜だろ!とつっこみたくなるもんや、わけの分からん物だらけの畝になる。
どーよ、こーゆーの。
「これは何の種ですか?」と聞かれると、
「それは蒔いてみての、お、た、の、し、み、です」と答える。
ほら、今おっしゃれ〜なベビーレタスのサラダが楽しめるミックスレタスの種ってあるじゃん。それのよーな、アブラナ科バージョン、おっしゃれ〜なミックスアブラナの種っちゅーのんは。(お、おしゃれか?)
おお、じゃあこれはどーだ、アブラナ科福袋。
ほら、今おっしゃれ〜なベビーレタスのサラダが楽しめるミックスレタスの種ってあるじゃん。それのよーな、アブラナ科バージョン、おっしゃれ〜なミックスアブラナの種っちゅーのんは。(お、おしゃれか?)
おお、じゃあこれはどーだ、アブラナ科福袋。
どーよ、こーゆーの。
しかも雑種は強いときたら、そりゃーもー、こーゆー未来が待っている。
「雑草?アテクシの畑は白菜が雑草でございますの。ほ~っ、ほっほ。」
と、イバレるのだ。
だから他の種を蒔くときだけ菜の花を苅るだけで、自然さんの「種つくりほーだい」にしておく。すると種はそこいらへんにまきちって、まさに!ザッソー化するのだあ~~~!(妄想炸裂)
するってえと、畝道にもどこにもかしこにも食う草だらけになる。大根の雑草、白菜の雑草。。。。ああそーだ、ノラボウも雑草化しつつあるし、すでにルッコラもこりゃなんだーも(コリアンダー)雑草化しているし。
うへ~~~~い、ついでに裏の山にも蒔いちゃうか!
山桜は種をまくといろんな種類の山桜がうまれる。自然の中の種はその小さな種の中にいろんな可能性を持っている。ニンゲンだって同じ親から生まれるのに兄弟は全然違う。もし交配したがっているモノたちがいれば、それはきっとそれを欲しているからに違いない。野菜は元々野生の草から作り上げられたもの。だとするなら、またもとの姿に帰って行くのかもしれない。
げげげ~、食えんなったらどーしよ。
いやいや、そんな元の姿になる彼らを見られるのもおもしろい経験やんか。ソンときゃ、またニンゲンさまが長い時間をかけて改良した種を買うことにしよう。
まるっと交配種(別名アブラナ科福袋)、ご入用の方はやまんばまで。(そんな種いらんいらん)