遅くなりましたが、裏高尾の小さな喫茶店で開いた「つくし紙絵展vol.3ー小品」の展覧会が無事終わりました。
この寒い時期、不便な場所にもかかわらず、予想以上にたくさんの方々に来ていただき、ビックリしています。
わざわざお越し下さったみなさま、まことにありがとうございました。
うれしかったのは、ブログ上で知り合いになった方に見に来ていただけたり、一度見に来てくれたあと、またお友達を連れてきてくださったり、いろんな場所で宣伝してくださり、その方たちまで来てくれたことです。不思議なご縁が広がります。
今回は、今までの作品とはちょっと違う心持ちで作りました。それが思わぬ評価を頂き、ああ、これで良かったんだと安堵しました。
特に山歩きをいつもされている方々に共感をしてもらい、うれしかったなあ。
「ああ!まさにそう!このかんじ!わかる~~!」
そういってもらえたときの、「よっしゃあーっ!」感。
わたしがその風景に出会って、感動したまんまを作品に定着させられたよろこび。そのよろこびを、他人と分け合えること。これが表現の醍醐味なんだなあ。。。と、じーんとしました。
このごろ、自分で自分にオッケーを出します。
いつもなら、あれもダメ、これもダメというダメだしする自分。
それに向かって、意志的にオッケーを出します。
「それもいいよ」「あれもいいよ」
ぎゅーっと凝り固まっていたからだと心のどこかが、だんだんゆるみはじめ、
そのゆるんだ奥にあたたかいものがあふれてくる。
そんなものが作品に乗っかっているのかもしれません。
また春がやってきます。
どんな風景と出会うんだろうか。
心が動いたとき、それを定着させようと思っています。
またみなさまにお目にかかる時を楽しみに。
ありがとうございました。
絵:「方丈記」/和紙、洋紙、オイルパステル、水彩
「つくし紙絵展vol.3」より
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