ある絵本作家さんのインタビューを読んでいた。
絵本が出来上がるまでの過程の話しを読みながら、
「これって、大人が大人を説得しながら作っているなあ~」
とおもった。そこに子供の視点はないかんじがする。
大人は、「子供の世界はまだまだ小さい。だからこの世の素晴らしさを教えてあげるんだ」という前提に立っている。
はて。
子供はこの世の素晴らしさをまだ知らないんだろうか。
大人が考えるこの世と、子供が考えるこの世は、はたして同じ路線にあるんだろうか。
大人がいうこの世とは、たんにこの世で生きるルールを知っている、ということではないか。
そのルールを教えることは、これからこの世で大きく育っていく子供にとってもちろん重要なことや。そんなんあたり前田のクラッカー。
なーんかわたしは思うのだ。
えらそーなことは言えないけどよ。
子供が生まれてすでに持っている広大な感覚を、絵本を通して『大人が知っている』狭い世界を教え、「これがこの世なんだよ」といいながら、無意識に彼らを小さくしていくように見えてしまうのだ。
えらそーなことは言えないけどよ。
子供が生まれてすでに持っている広大な感覚を、絵本を通して『大人が知っている』狭い世界を教え、「これがこの世なんだよ」といいながら、無意識に彼らを小さくしていくように見えてしまうのだ。
子供はそんなバカじゃないよ、、、といいたくなる。
それをえんえんとやってきて、今のこの、しょーじきいって、世知辛い世があるんじゃね?そこんとこ、どーなのよ。
この世で生きはじめる始まりのころに教わるものって、スッゲーだいじな気がするんだな。
じゃあ、そうでない絵本とはなんなんだ?
う。。。わかんないよお〜〜。え〜〜ん。。。
このジレンマを、どう解釈して言葉にしていいのかわからない。
だけど、なんかちがうううう~~~。
それはわたしがまだどこかで子供の頃の感覚を覚えているからかもしれないし、
単にわたしの頭がおかしいのかもしれない。
でもさ。
大人が印刷して出版する絵本なんだから、まず大人を説得しなきゃなんないわけさ。
そこで「あ~~~~、ムリかなあ。。」と、頭を抱えてしまうw
ま、起こるときゃ起こる。
起こらんときゃ、何も起こらん。
お日さん、西西。
注:土佐人のくちぐせ。何があっても(台風で家が飛んでも)ことは粛々と過ぎていく、の意
2 件のコメント:
お日さん、西西
覚えとく!
おぼえといてえ〜w
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