今は展覧会期中。
毎日、知人が来てくださる。
親しい人、仕事関係の人、久しぶりの人、なつかしい人、そしてはじめての人。
忙しい時間を割いてわざわざ出向いてくださり、そして自分の絵を交えて会話がはずむ。
なんて贅沢な時間なんだろう。
いい空間に私の絵がきちんと飾られる。
仕事でやった作品、今回のために一から作った作品。どっちも私の存在だ。画廊は今私の色で染められている。
私が作り出した空気感の中に、人々がやって来てその空気を呼吸している。私という空間を人々が共有している。
今どんな感じを持っているのだろう?どんな気分を?どんな印象を残したのだろう?
くすぐったいような、うれしいような、ふしぎな気分。
今までの個展で、こんなふうに感じた事はなかった。
結果を出そう。やった意味を形で表さねば。そんな焦りの中でいた気がする。
そんなものは必要なかったな。
今、ここで人々が絵を見てくださっている。それが大成功なのだ。
2 件のコメント:
人徳ですね!
いやいや、わたしなんか。。。
と、反応するのが今までの私。
でも、もうそんなのヤメます。
はいっ!おかげさまで!
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