2013年11月6日水曜日

「こぼれ種でいきましょ〜っ」てか?



ぐっと寒くなって来た。
秋の最後の種まき、スナップエンドウ、絹さや、小麦蒔きもメインは終わった。あとは、実験的に小麦をフェンス沿いに蒔こうと思う。なぜか小麦が生えて来るあたりは、草が勢いを失うのだ。特に南東の角と北西の角は山からのクズや竹やいばらやすすきの勢いがすごい。わらわらと自然が押し寄せて来るのだ。

「ここここ!ここん範囲がわしの陣地!」
ってうったえておかないと、
「おお?ここあいてるぜ」
と、山の勢力がずんずん入って来るのだ。

小麦は作るには作るが、じぇんじぇん粉に出来ない。ご近所で借りた石臼も、どうもうまく挽けない。
作っちゃあ挽けず、作っちゃあ挽けずがくりかえされて、玄麦溜め込むこと、かれこれ4年。一体いつ粉になるのやら。。しかも今年のヤツは、わしの保存が悪かったらしく、カビ臭い(最悪~)。
一気に全部まき散らすかあ~?

ふんでもって、小麦を収穫したあとのエダマメが順調だった。
なんか知らんが、豆科のあとよりも、小麦やトウモロコシといった、イネ科の野菜のあとがすこぶる調子がいい。なんでや?ウチの畑は、チッ素過多なんだろうか?(やはり牛糞がまだ残っているのだろうか)
ともかく小麦は山ほど余っているので、実験してみようと思う。


それから去年ラフレシアになった白菜の交配したヤツが、また威力を見せ始めた。
おかしなことに、わざわざ種とってキレイに蒔いたところよりも、育ったところでこぼれ落ちたヤツの方が、迫力がある。やまんばが他の畝で蒔いた時期より遅かったくせに、一度芽をだすと成長のスピードがちがった。今はやまんばが蒔いたヤツの3倍はある。

つまり、実生は自分がいつ芽を出すのか心得ているのか?
「あん?。。。。今だ!」
とばかりに、ぼぼぼっと芽をだしたかと思うと、一気にスピードアップするのだ。

しかも最初っから、ムラムラに出始める。人が種まきすると、一カ所にたくさん芽をだすが、実生はポチポチと所々から芽を出す。しかしそれゆえ、間引きがいらない。将来の自分の大きさを知った上で、間合いを取っているかにさえ見える。なんというしたたかさ!

こっ、、、これは連作障害はないことを意味している。
それはまるで、
「連作しまくりましょう~、勝手にこぼれ落ちるままにして、種取りやめましょう~っ」
てなメッセージかあ?

福岡のじっちゃんはこれをやっていたのか。。。?

4 件のコメント:

まいうぅぱぱ さんのコメント...

過保護の子供がひ弱で、しかも問題児になりがちなことを考えれば、どの種が強いか、明白でしょう!

つくし さんのコメント...

ほんと!
人にも当てはまるねえ。
え?とゆーことは、そこらにごろごろ転がしとけってことかあ!?(笑)

まいうぅぱぱ さんのコメント...

いや、奇跡のリンゴもそうだけど、声(肥じゃないよ)かけたり、気にかけたり、そっと見守ったりは必要と思いますね。

つくし さんのコメント...

はいっ、みまもりま〜す。
声かけは、肥かけだな。心の肥かけ。物質的には行なわないけど。