2014年12月1日月曜日

うちの雑草、アブラナ科だから。



今年はダイコンが失敗こいちまった。
源の助ダイコン、ウチの畑で5代目。もともと短い品種が、今年はちょー短っ!なんだこれ。カブじゃないんだから。
三浦ダイコンもひっこぬくと、やっぱりカブのごとく短っ!やべえ。

去年はじめて蒔いた国富という聖護院ダイコン系のヤツと交配しちゃったのか?国富影響力強し!
お互いを離して植えたんだけどなあ。。ダイコンは自家採種するなら、1つの畑に一種類が鉄則か?


白菜が巻いてくれた。。。のはいいが、虫にわんさか食われた。先日近所のオヤジの虫とりの悪口いってたら、うちにもいきなり来た(!)泣く泣く虫さんを疎開させる(畑の向こうにポイする)。
畑をながめると、あるホーソクを見つける。

白菜は3種類。
A:ホームセンターで買った苗
B:個人が作っている苗屋さんで買った苗
C:やまんばが種から育てた苗&直播きしたもの

Aの白菜はどんどん大きくなり、虫も来ず順調に巻いてくれたが、あるときからいきなりおもいっくそ虫にたかられた。
Bも虫にやられはじめたが、3割だけ。今やっと巻きはじめよーとしている。
Cは、虫まったく来ず。なぜか1苗だけに来るが、たいしたやられかたではない。
Cはいきおいは遅かった。今はBとほとんど変わらないくらいの大きさではあるが、育ち方はまちまち。巻いたり巻かなかったり。

やまんばの畑は、肥料というものがないので、追肥はまったくしない。だからホームセンターで使われた肥料が切れたら途中で自力でふんばってもらう事になる。その途中の息切れで「あたし、もうムリ。。。」ってときの虫さんの集中攻撃だったのか。

じつはキャベツの苗もそうだった。買ってきたものは育ちが早いが、ある時から虫に食われはじめた。しかし種から育てたものは虫はいっさい来ない。
やはり虫と肥料は関係があるようだ。


今年はなんだか土があったかいように思える。
春頃、アブラナ科の野菜を種ができるまでほっぽっといて、それをわざとそこら中にまき散らした。それが今頃になって、雑草のように畑中にはえだしたのだ。
ミズナ、壬生菜、チンゲンサイ、タアサイ、フユナ、カブ、小松菜、白菜がいろいろすきかってに交配した、ありとあらゆる不思議な葉っぱをした植物たち。

人が人為的に秋野菜の種を蒔くのは9月頃。それなのに自然界の自然児たちは、今頃になって育つことを選んだようだ。今どんどん芽を出して大きくなっている。しかもそのスピードたるや、速い!もちろん虫はまったくつかない。瑞々しい若草色をした完璧な姿をした美しい野菜だ。

やまんばはそれを収穫してゆでてたべる。それだけでおいしい。濃厚な味がする。


しかしなんだな。
やまんばが種蒔いて育てたのより、勝手に育った野菜のほーがデカくってうまいのは、どーゆーことやねん!蒔く意味がないではないか!

欲かくなっていわれても。。。
そもそも欲があるから種蒔くんであって。。。。
そもそも食いたいから、畑が存在するんであって。。。

うー。

4 件のコメント:

まいうぅぱぱ さんのコメント...

そうか、最近頂く野菜の種類が益々分からなくなってきたんだけど、そういうことか(笑)
これからは全て「アブラナ科か菜」と呼ぶことにします!

つくし さんのコメント...

あはは、すいませんねえ。
わかりにくくて。
でも雑種「アブラナ科か菜?」で渡したのは、ごそっと束ねてた一カ所だけ。

最近見かけない、花が咲いてたのが入ってたでしょ?
あれは「オータムポエム」。
あれ雑草じゃないっす(笑)。
ゆでてマヨネーズで食ってけろ。

まいうぅぱぱ さんのコメント...

オータムポエム!おしゃれな名前ですね。
でも、おしたしにして食べちゃった!旨かったですよ。

つくし さんのコメント...

うまかったら、何でもオッケーです。
よかったっす。