「飛び石」
和紙、水彩、オイルパステル、色鉛筆
いつもながめている庭に飛び石がある。
夏の午後、その石をテーブルにして、コーヒーやビールを飲む時間が好きだ。
草たちが自身の姿を誇るように、石の上をはう。
一瞬、飛び石が舞台になり、草たちがその上で踊っているようにみえた。
「紫色の木」
和紙、水彩、オイルパステル、色鉛筆
アスファルトの道から、一歩森の中に入ると、
すっと涼しい風がほほをなでる。
杉林に入ると、また一段と温度が下がる。
その青い空気感を作品に。
「ホタルブクロとドクダミ」
和紙、オイルパステル、水彩、色鉛筆
どちらも地味で花屋の店先にはけして並ばない花。
だけどすごく個性的。
野の花には、こういう個性的なものが多い。
それを和紙で挑戦してみる。
和紙は何でも味わい深くする。
「ドクダミ」
和紙、水彩、オイルパステル、色鉛筆
我が家の玄関口に今年はいっぱい咲いたドクダミの花。
名前だけ聞くと、ドキッとするような響きだが、
この花をひそかに愛する人は多い。
葉っぱといい、花といい、すべてはキュンとするようなカタチをしている。
しかしいったん手に取ると、独特のにおいが。。。
このコントラストを表現してみたかった。
「夏」
和紙、水彩、オイルパステル、色鉛筆
和紙はいろんな表情を見せる。
強烈に薄い和紙、強烈に分厚い和紙、
透明で、不透明で、その表現は縦横無尽。
私はそれをカッターで切り、ちぎり、その効果をためす。
「春」
和紙、洋紙、オイルパステル
一本の木で春を表現できないかとおもった。
架空の木。山が笑ふように、木もまた笑ふ。
「針葉樹」
和紙、洋紙、オイルパステル、水彩
家の前には、スギとヒノキの林がある。
針葉樹はどこかつっけんどんだけど、
心の中はあったかい、だれかさんのよう。
それをイメージしながら、思うがままに色を置いてみた。
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