やまんばは、ときどき、予知めいたことが起こる。
予知といってもたいしたことはない。
あ、これ決まる。。。
あ、これゲットする。。。
あ、これ決まらない。。。
などなど、日常的なシーンで、先読みできる瞬間がある。
その時の状態は、一種独特のものがある。
真空。。。と言うか、ゼロポイントというか、ニュートラルというか、自分という存在が、固形化したいつもの状態じゃなくて、どこにもいないかのような、不思議な感覚の中にいる。
視点は、目の前にあるものにフォーカスされてなくて、360度見ているようなかんじ。
そんな真空のスポットにはまったとき、次に起こることが「見える」。
このある種便利な状態は、ふいに起こるので、前もって準備できないのが残念。
でもできない理由なら分る。それは欲があるときだ。
これをゲットしたい、という自我が動くと、もうその欲にフォーカスされちゃって、予知もしっちゃかめっちゃかになる(笑)。
でもその状態が普段の私たちなんじゃないだろうか。
いつも意識は、目の前の何かにフォーカスされていて、それをゲットするぞ。それをやるぞ。と、ふんばっている私たち。
真空の状態にある時には、何かをゲットするぞなんてかんがえてもいない。どっちでもいい。どうなろうといい。というか、どうもこうもない。。ってかんじ。
老子のいう無為自然とは、そんなことなのかなあ。。。
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