『あなたは自分が作り出すものを信じる』
朝読んだコースのテキストに出てきた言葉。
ドキッとした。
そうだ。昨日の夜、私は不安に襲われて、その不安にのたうち回ったんだった。
それはなぜかピンク色をした不安だった(なんでやねん)。
言葉として具体的には出てこないが、
多分そのピンク色の不安は、展覧会の準備が止まっている不安だろう。
八ヶ岳でのリトリートのノリがまだ心を占めているから、
モードが展覧会に戻ってこないという焦りからだ。
だから心はその恐れを解消しようとするために、
その準備をどうするか、何をやるかとゴーゴー考えている。
ところが、そういう不安という恐れを取り除くための考えは、
恐れが土台になっているので、とうてい解決などできない。
自我の思考のノリで、心が晴れる答えなど出せないのだ。
同じ水平上に立っている限り。
この頭で考えてもダメなのだ、、、
「せっ、、、聖霊さん、、あなたの見方を教えてください。。ううう~~~。。」
しばらくすると、ふっと、針の先っちょのような考えが。。。
「これ、ウソなんちゃう。。。?」
ウソ。。。?
そうか。。。このピンク色の不安は、ウソなんや。。。。
苦しさの中で思った。
この感情(恐れ)が、この世界を実在するように見せているのだ!
恐れがくる
↓
恐れをのけようと必死で考える
↓
よりこの世界がリアルになる
そうか。。。そういう仕組みだったのか。。。
なんか気が抜けてきて
気がついたら朝になっていた。
で、朝読んだテキストに冒頭の言葉が。
ですよね~~~~。
はい。あのピンク色の不安は
「私が作りました!」
で、その自分が作ったものを
「私は信じましたー!」
『あなたがいかなる嘘を信じていようとも、
それは奇跡にとって問題にならない。
奇跡はどのような嘘でも同じく容易に癒すことができる』
テキスト第2章Ⅰの5
それから私は、自分の心にやってくるピリッとした不安、恐れ、おののき。
それらを相手にしなくなった。
例えば、ふと誰かさんが今頃私の悪口を言ってるかも。。。
という思いが出てきても、
「あ。これウソや」と気がつく。
悪口とは、分離しているという証しなのだからウソに決まっている。
そしてその兄弟と私が分離しているという囁きを訂正し、
その兄弟と一緒に互いの神聖さを感じる。
そんな風に、見方をどんどん変えていくのだ。
心はひとつだから、
その瞬間その兄弟との分離は消えているのだろう。
ウソに気が付き始めると、心はウソばっかし言ってる(笑)。
そうやって、この世界の問題をニンジンのように目の前にちらつかせ、
パクッと食べることをそそのかしているのだ。
ほれほれ。
ほ~れほれ~と。
これ、アダムとイブが楽園追われた原因のヘビの声だ。
自我は自分が消えることを恐れている。だから必死。
いないことがバレるから。
こうやって自我の束縛から解放されていくんだな。
(山下清か)
絵:ミステリー表紙イラスト
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