アイヌと現代音楽が融合したユニット「リウカカント」の第2弾『Double Fantasy』のジャケットを制作しました。
試聴できますので、ぜひ聞いてください。
http://takeshikainuma.com/music/index.htmイメージはアッシリア時代に出てくる巨大な人頭有翼牡牛像。私はこれにもう一つ、神社の入り口にいる獅子も合体させました。
人、鳥、牛そして獅子。この4つが融合した存在です。まるでこの陰陽二つの存在が守護しているかのように。
それにしてもなぜ古代の彫刻や神話には、ニンゲンと牛が合体したものがあるのだろうか。
エジプトにもハトホル神という牛と人が合体した神がいる。それにミノタウロスや牛頭天王.....探せばもっと出て来そうなけはい。
先日ふとみたテレビで『件(くだん)』という名の妖怪がいるのを知った。それは未来のことを知っていて人々にふれ回るもののけだという。この漢字(ニンベンに牛)にある通り、やはり顔が人で体が牛なのだそうだ。
くだんといい、アッシリアの像といい、この種類のものたちは、なにか尋常ではない能力をもっているようにみえる。
単にこれとこれをくっつけちゃいましたー、とは言い切れない深い意味があるのかもしれない。
と、丑年の私は思わずひいき目に見てしまいました。
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