ひょんな事から出会ったある夫婦。
縁もゆかりもない神社をお掃除するそのご夫婦の元へ
「今日は掃除に来ているかなあ~?」と、ひょっこり顔を出す私。
「あ、来てる来てる。ヤッホー!」
と、やってきては別に掃除を手伝うでもなく、私は好きなこと喋って帰っていく。そんなローテーションだった。
ある日、うちに呼んでみようかと思いたち、声をかけた。
うちの旦那の武史と会うのは、展覧会の時の挨拶から2回目。だけど面と向かってはこれがお初。
そこから怒濤の展開が待っていた。
武史が超絶絶不調とわかるや否や、いきなり弾丸トークが始まった。
ご主人、内田氏が占いを専門にやっているのは知っていたが、姓名判断も四柱推命も何もしない。さあ、これから占いやりますね的な前フリもない。武史の存在に直接語りかけていた。
彼がどんなことを考えているか、どう感じているか、どんどん聞き出し、どうしたいのか、自分の内面を自分自身で観られるように光を当てている。
それはまるで眠っている彼の潜在意識に直接光線をババババっと連打し、意識を立ち上がらせようとしているかのようだった。
これがいつもなら、武史の方が「あなたはこういう人で、こうやっていけばもっと良くなる」的なアドバイスをするのがこれまでのパターンだった。なのにどういうことだ?完全に逆転している!
しかも一回りも年下の見ず知らずの人に、あれだけ質問責めにされているのに、逆に前のめりになって聞いているではないか。
これは、、、面白いことが起こっているぞ、、、。
この展開はその日だけでは終わらなかった。
次の日も、その次の日も、ひらめいたことを告げる。
そしてLINEでは内容が伝わりきれないことを察知した彼は、直接出向いて伝えに来た。往復4時間もかけて、一瞬の対話のためにやってくる!
このパッションは一体どこからやってくるのか。
「愛ですよ~」
と、チャラい言葉を言う。
でもその言葉の本質を彼は知っている。本質とは何かを知っている。どこで身につけたのだ?なんで最初っからそれを知っている?謎は深まるばかりだ。
彼のバックボーンが見えない。どこかの宗教の匂いもしない。
彼の姿を私は心眼でこう見ていた。
建物の骨組みだけが見える。そこからたくさんの光線が武史に放たれている。
それは「ほら!武史さん!これですよ!これ!幸せを思い出してください!僕らの本当に持っているものを!」と言う、愛がいっぱいのメッセージを送り続けている。
ある日武史の中の何かが変化した。内田氏はそれをLINE上の言葉で察知する。私が気がつくのはわかる。すぐ近くにいるのだから。しかしたった一言で、彼の何かが変わったことがわかるその触手は一体なんなのだ?
じーっと眺めていた私。
「何がないのかわかったよ~。内田くん、かぶりものがないんだ~」
私たちは常にかぶりものをして、人から防衛するワザを持っている。
つまりどんな職業についてるとか、性別や、年齢や、貯金がいくら持ってるとか持ってないとか、どんな体型とか、どんなお住まいとか、そういうもので自分自身を覆うことで、身を守る「かぶりもの」を身につけた。
しかしその自ら身につけたかぶりもののせいで、自分の本心が見えなくなっている。何をどうすれば幸せになれるのか、もうこんがらがってわからなくなっている。
彼には人の本質しか見えていない。幸せになるためには、そもそも厄介なかぶりものを必要としないのだ。
「そんなもの、必要ないですよ」
私には、彼がこの地球に「本質」を伝えにきている宇宙人に見える。
最近占いからカウンセリングに移行したようだ。
興味のある方は動画をご覧ください。
彼のHPはここ。
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