先日、鯛が空を飛んでいた。
おお~。もっと自由に飛ぶのだあ~というと、
もっと自由に飛んで行った。
夢の話なんですけどね。
パソコンから目を離し、左の窓を見ると、山の木々の若葉の緑が眩しい。
すげえ。。。
生き物の気配がムンムンムンムン私に迫ってくる。
生きてるぜえ~~っ!
さて、この頃の私は心に隙間ができ始めている。
「あなたのココロのスキマをお埋めします。。。」
という怪しい文言があったなあ。
隙間というよりも空間というか。
何もない空間。まっちろ。
その空間は静かで穏やか。
心にそれを思い出し、その中に浸る。
自我の声はピタリと止んでシーンとしている。
やがてその中に私は包まれていく。
これが神なんかなあ~?と思いながら、その心地よさにただじっとする。
日常、いつも心にフォーカスしているから、
ほんの些細なことで心が動揺することにすぐ気付く。
未来のことを考えていると、チクリと恐れがやってくる。
過去を思い出すと、チクリと後悔が襲う。
過去と未来はこんなにも私を恐れさせているのかっ!
過去と未来は時間の象徴。
それは頭で思い描くものであって、実在してはいない。
頭の中の妄想らしい(笑)。
過去に手を加えられるだろうか。未来に手を加えられるだろうか。
どちらにも手は加えられない。
どうにもしようがないことに私は恐る。
じゃあ今って?
時間が存在していない、確かにここにあるもの。
だから今に戻る。
今ここにあるものとは、見えている景色のことではない。
肉体も風景も形象。
それをいくら見てもそこに答えは見つからない。
今ここにあるものとは、この、私はここにいるという、肉体感覚ではない感覚。
確かに私はいる。。。!という実感。
体も五感も思考も感情も通り越して、その先にあるものだ。
心はいつも言葉で埋め尽くされている。
その大量の言葉が、私たちを恐れさせ続けている。
意識にも登らないほどの無限の言葉で。
その言葉だらけの心の中に気づくと、本当にびっくりする。
ありゃま~!なにこれ!って。
それが次第に静かになっていくほどに、
今までどれだけその恐れという重荷を背負ってきたのか。
荷は降ろされた後、その大きさに気づく。
背負っている間は気づかない。
まっちろで静かな抽象の中で、
何かに触れて、思い出そうとしている。
私の正体を。。。
(やはり妖怪か!)
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