2022年4月18日月曜日

ココロのスキマ


 

先日、鯛が空を飛んでいた。

おお~。もっと自由に飛ぶのだあ~というと、

もっと自由に飛んで行った。


夢の話なんですけどね。


パソコンから目を離し、左の窓を見ると、山の木々の若葉の緑が眩しい。

すげえ。。。

生き物の気配がムンムンムンムン私に迫ってくる。

生きてるぜえ~~っ!



さて、この頃の私は心に隙間ができ始めている。


「あなたのココロのスキマをお埋めします。。。」

という怪しい文言があったなあ。


隙間というよりも空間というか。

何もない空間。まっちろ。

その空間は静かで穏やか。


心にそれを思い出し、その中に浸る。

自我の声はピタリと止んでシーンとしている。

やがてその中に私は包まれていく。


これが神なんかなあ~?と思いながら、その心地よさにただじっとする。




日常、いつも心にフォーカスしているから、

ほんの些細なことで心が動揺することにすぐ気付く。

未来のことを考えていると、チクリと恐れがやってくる。

過去を思い出すと、チクリと後悔が襲う。


過去と未来はこんなにも私を恐れさせているのかっ!


過去と未来は時間の象徴。

それは頭で思い描くものであって、実在してはいない。

頭の中の妄想らしい(笑)。


過去に手を加えられるだろうか。未来に手を加えられるだろうか。

どちらにも手は加えられない。

どうにもしようがないことに私は恐る。


じゃあ今って?

時間が存在していない、確かにここにあるもの。


だから今に戻る。


今ここにあるものとは、見えている景色のことではない。

肉体も風景も形象。

それをいくら見てもそこに答えは見つからない。


今ここにあるものとは、この、私はここにいるという、肉体感覚ではない感覚。


確かに私はいる。。。!という実感。


体も五感も思考も感情も通り越して、その先にあるものだ。



心はいつも言葉で埋め尽くされている。

その大量の言葉が、私たちを恐れさせ続けている。

意識にも登らないほどの無限の言葉で。


その言葉だらけの心の中に気づくと、本当にびっくりする。

ありゃま~!なにこれ!って。


それが次第に静かになっていくほどに、

今までどれだけその恐れという重荷を背負ってきたのか。

荷は降ろされた後、その大きさに気づく。

背負っている間は気づかない。



まっちろで静かな抽象の中で、

何かに触れて、思い出そうとしている。


私の正体を。。。

(やはり妖怪か!)






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