問題定義、問題意識、危機感。
問題を見つけて、その問題を取り除くという行為は、その問題に心をフォーカスしつづけることになる。
そこに問題があるあるあるとおもいつづけ、消さなきゃいけない消さなきゃいけないとおもいつづけると、あーらふしぎ。その問題はいつまでたっても消えないし、むしろのその逆で、どんどん大きくなっていく。
量子力学は最初からそのことを伝えていた。
見るから物質として存在し、見てないとただの波である。
あると思っているから存在し、気がつかないものは、存在すらしない。
わしらは、みんなが共有している三次元の空間の中に解き放たれた物質的なイキモノで、それがあっち行ったりこっち行ったりしていると思っている。しかしほんとは信じているからそれが存在するのようにみえるのではないか。つまり本人が信じているもの次第ということなんではないか?
ある催眠術師が、A氏に催眠術をかけた。術師はA氏の娘さんを連れてきて、娘がいないと信じ込ませるように催眠術をかけた。すると目の前に彼の娘がいるにもかかわらず、
「娘さんはいますか?」と聞くと、
「いない」と答える。
娘さんはそれを聞き、大笑いするにもかかわらず、まだ気がついていない。そこで術師は、彼女の後ろに回って、誰にも見えないようにあるものをポケットから取り出して、娘の背中に押し付けた。
「これは何でしょう?」と術師。A氏は身を乗り出し、娘の身体を見通すかのようにじっとみつめると、
「それは時計です」と答えた。
術師はうなずくと、今度は時計に刻んである文字が読めるかと聞くと、彼は目を細めそこに刻んである小さな文字を正確に読みあげたのだ。
似たような話はいくらでもある。
これは何を意味するのか。それは単に催眠術にかかったからでしょ。といえるのか?物質が確実に物体としてそこに存在しているという前提ならば、
なぜ彼は催眠術にかかったぐらいで娘さんが見えなかったのだ?
なぜその向こうにある物体が時計だと「見えた」のだ?
なぜ彼は催眠術にかかったぐらいで娘さんが見えなかったのだ?
なぜその向こうにある物体が時計だと「見えた」のだ?
ついでに、なぜうちの母は自分で背骨を再生したのだ?
じつは物質は私たちが思うほど固くないかもしれない。じつは問題は私たちが思うほど、確実に存在してはいないのかもしれない。
あるあるあるとおもえば、あ、な、た、がそれを存在させ、それを維持させ続け、ことを大きくするだけなのではないか。
いやだいやだとおもうってことは、それがあるあるあると認めつづけることになり、
「あ?そーですか。はいはい。ではそれを存在させ続けておきましょう」
と、宇宙はあなたに計らってくれているだけなのかもしれない。
2 件のコメント:
ちょっと興味あるのは、人間以外の動物には催眠術って効くのか?です。
なるほどね〜。
やまんばは、効かないと思うな〜。
催眠術はコトバだもの。観念に訴えかけて来る。
一見催眠術っぽくみえても、結果的にコマンドと同じだと思うな〜。パブロフの犬のよーなことになる気がするな〜。
コメントを投稿