2014年6月11日水曜日

悶絶ソラマメ



きのうの夕方、みんなにナイショで悶絶ソラマメを一人で10粒ほど食った。
う、う、う、うますぎる。。。口の中でどんどん濃い味がグググッと広がっていく。。。
こんなヒットは久しぶりだ。。。
ソラマメってこんなにうまかったのか。。。

で、これで「食う」のはおしまい。
あとはこれを次世代に引き継ぐべく、種育てに専念させることにする。
(最後はひとりじめかいっ)

んでそのまま晩飯をファミレスに行った。
ハンバーグに添えられていたカリフラワーとブロッコリーが石油の味がした。げげー。これは食いもんではない。。。と思ってしまう。。。
最近いただけないのは、外で食べる野菜に科学的な味を感じることだ。昔は何でも美味しく感じていたのにい。。

畑やってて感じるのは、植物は完全に土そのものでできているとゆーことだ。だから土そのまんまが味に出る。
化学肥料や有機肥料を入れると、それを吸収してその味が入って来るんだと思う。有機のうまさは、うんこやいろんなものの雑味がたっぷり入っているからかもしれない。

やまんばの畑の土は、人為的なものを6年かけてどんどんのけていった。その結果畑の野菜の味はオリジナルの味にちかいんだろうか?(何がオリジナルなのかはよー考えるとわからん)
しかしそれを悶絶するうまさと感じるのは、あくまでも個人の感想なのであります。ほら、最近コマーシャルに出てくるでしょ?「あくまでも個人的な感想です」ってやつ。あれです。


スナップエンドウもそうだったが、最初はこの無肥料の土での過酷な状況に瀕死の状態でガマンしてもらう実ものの野菜も、2、3年ほど育てているうちに、スパルタ畑になじむのか、だんだん「ま、この土でいっかあ~」と、野菜さん側が妥協してくれて、ふつーに育つのである。いやはや、植物の適応能力にはおそれいる。

やまんばは最近、土の中をいじくらなくなった。耕してフッカフカにするとゆーよりは、あえて踏む(笑)。踏まないと、モグラのトンネルだらけなので、野菜が根付かないのに気がついたから(笑)。種植えるでも、苗植えるでも、まずそこを踏む。すでにふわふわなので、フンでもカチカチにならない。んで蒔くところだけちょこっとほぐして、入れて、はいおわり。もう土の中はいじらないことにした。

なんか土の中って、もうニンゲンの考えのハンチューにないよーな気がしている。足の下は、宇宙の神秘なのだ。
窒素がどーの、カリがどーの、リンがどーの、微生物がどーのとゆー、ニンゲンさまが「分析」「分解」したものって、ひょっとしたら幻想かもしれん。。。?などとふとどきにもおもったわけさ。

土さんの世界には、土さんに「はいっ、おまかせ~」って、お任せしてしまったほーが、楽なんじゃないだろかって。
窒素を入れることによって、色んな弊害も同時に生まれている。それを対処療法するうちにますますこんがらがっている。いまだに完璧な農法がないのは、ニンゲンの知恵でははかりしれないなにかがあるからじゃないだろうか。

じゃ元の原因は何だったんだろうかってかんがえるに、ニンゲンさまが「なんとかしたい」って思ったところから来ているんではないかと。。。。

やまんばは色んなことに
「ハイッ、お手上げ~」
って、降参することにしてみたのさ。


絵:「江戸梅/やまんばのねぐら」/『裏高尾の不思議な仲間たち展』より


4 件のコメント:

まいうぅぱぱ さんのコメント...

そりゃ、あんな小さな種から、あんなに大きく育って!植物ってすごいよね!
そりゃ動物も、精子卵子レベル考えたら小さいけれど、それでもなんかお腹の中って栄養タップリって感じするけど、植物って土と水と太陽の光だけだもんね・・・不思議です。

つくし さんのコメント...

んーで、
その動物の精子と、
卵子と、
栄養た〜っプリのお腹ん中を、
作ってるのが、
植物で、
ンで、その植物を作ってるのが、
土と水と太陽の光だけ。。。。。って、どおよ!

一体わしらは何でできてるのーーーっ!

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

栄養た〜っプリのお腹ん中を、
作ってるのが、
植物で、

あ、いや、ビールとか、肉とかモツとかも貢献してるんですけどね(笑)

つくし さんのコメント...


ビールと肉とモツをあわせてコネコネすると、ぱぱさんが出来上がる。。。