2014年6月20日金曜日

ネガティブな感情をおさえこむ



ネガティブな感情は突然やってきて、私たちに襲いかかるおそろしーもんだ。
そしてそれは時として自分でもまったくコントロールできなくなるほどにふくれあがりなすすべもなく、ただただそれにおそれおののく小さな子羊のよーになってしまう。

だからネガティブな感情は出してはいけない。
もちろん出させてもいけない。

その対処法は、ほいっと自分の中から出ようとしても、見て見ぬ振りをして、なかったことにする。または他のこと考えたり見たりして、意識を別のところにやる。
そうして知らんあいだに消えてなくなっているので、ほっとする。。。

ってな感じで感情とつきあってるのが、だいたいのわしらのやりかたじゃなかろーか。



ネガティブな感情は、まちがっている。
とゆー概念がわしらをフリーズさせる。

「怒り?ああ、いけないにきまってるでしょ。」
「嫉妬?もちろんだめ!」
「こわがる?オトナになって怖がってちゃー、だめよお。」
「寂しい?んなこと、いわれてもねえ。」

心の中でわき上がって来る感情は、ほとんど瞬時に上のよーな言葉で抑え込まれている。わいて来る感情を、自分で自分に言い聞かせて抑え込んでいるのだ。

はたからみたら、怒りを思い切り出している人もいる。しかしその人でさえ、「怒りはいけないのだ」と心の中で信じている。怒った自分をあとから責める。そして今度はそれを止められなかった自分の怒りをおそろしがる。

わき上がった感情をおそろしがる。
それをコントロールできない自分を責める。

この二重苦が、
「ネガティブな感情はいけないものである」
と、おもわせる。




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