2025年1月16日木曜日

どなた様でしたっけ?

 

「見上げた空」和紙、水彩

ふじだな珈琲での展覧会がはじまった。

この寒い中、連日人がたくさん来てくれる。実にありがたい。


ただ一つ困ったことがある。

最近知り合った人々の顔が繋がらないのだ。


たとえばスポーツクラブで知り合った人。

いつもの場所で、いつもの服装で会うことで認識している人と、

違う場所で前触れもなく出会う。

帽子をかぶった普通の服装で会うと、

「はて?この人誰だっけ?顔は知ってる!

顔は知ってるんだ!だけど、誰ーっ!?」となる。


普段仕事着を着ている人と普段着で会うと頭が混乱する。

顔だけで認識しているのではなく、場所や服装で認識してしまっている。

特に歯医者さんは困る。目しか見えない(笑)。


先日もこんなことがあった。

イーアス高尾で声をかけられる。

「あらつくしさん、こんにちは!」

「あっ。こんにちは。えっと、えっと、誰だっけ?」

「え~~、ひど~い。私ですよ、わ、た、し!」

「顔は知ってる!わかる!でも、、、誰?」

名前を聞くも、それでもわからない。焦る。

しばらくして勤めている場所を聞いてやっと把握。


こうやって正直に聞いて把握するのは楽しい。

だけど聞くにも聞けず、頭の中でぐるぐるするのは苦しい。

しばらくしてやっとわかり、

さらにそれを悟られないようにするのは至難の業だ。


特に最近初めてあった人々が、

みんながみんな昔から知っている知り合いに見えて困る。

この人、絶対知ってる!って思っちゃう(笑)。



この際、全部正直に言っちゃおうか。

「えーと。どなた様でしたっけ?」


いい人でいたいという思いが、その言葉がなかなか言えない。

誤魔化す。


正直に聞くって勇気がいる。











和紙で制作した作品のオンラインショップができました

ペーパーバックの表紙を制作した原画のオンラインショップです


2 件のコメント:

麻里 さんのコメント...

つくしさん、あんまり笑わせないで~
私も、よくあるある!仕事場の人でも、名前を呼びかけないから、いざと言う時“あの人あの人”になってスゴク困ります。
で、家に帰る頃突然思い出すパターン。

つくし さんのコメント...

わはは。麻里さん、あるよね〜。
あれ、なんでしばらく経ってから突然思い出すの?
その時思い出させてくれりゃあいいのに!