「見上げた空」和紙、水彩
ふじだな珈琲での展覧会がはじまった。
この寒い中、連日人がたくさん来てくれる。実にありがたい。
ただ一つ困ったことがある。
最近知り合った人々の顔が繋がらないのだ。
たとえばスポーツクラブで知り合った人。
いつもの場所で、いつもの服装で会うことで認識している人と、
違う場所で前触れもなく出会う。
帽子をかぶった普通の服装で会うと、
「はて?この人誰だっけ?顔は知ってる!
顔は知ってるんだ!だけど、誰ーっ!?」となる。
普段仕事着を着ている人と普段着で会うと頭が混乱する。
顔だけで認識しているのではなく、場所や服装で認識してしまっている。
特に歯医者さんは困る。目しか見えない(笑)。
先日もこんなことがあった。
イーアス高尾で声をかけられる。
「あらつくしさん、こんにちは!」
「あっ。こんにちは。えっと、えっと、誰だっけ?」
「え~~、ひど~い。私ですよ、わ、た、し!」
「顔は知ってる!わかる!でも、、、誰?」
名前を聞くも、それでもわからない。焦る。
しばらくして勤めている場所を聞いてやっと把握。
こうやって正直に聞いて把握するのは楽しい。
だけど聞くにも聞けず、頭の中でぐるぐるするのは苦しい。
しばらくしてやっとわかり、
さらにそれを悟られないようにするのは至難の業だ。
特に最近初めてあった人々が、
みんながみんな昔から知っている知り合いに見えて困る。
この人、絶対知ってる!って思っちゃう(笑)。
この際、全部正直に言っちゃおうか。
「えーと。どなた様でしたっけ?」
いい人でいたいという思いが、その言葉がなかなか言えない。
誤魔化す。
正直に聞くって勇気がいる。
和紙で制作した作品のオンラインショップができました
ペーパーバックの表紙を制作した原画のオンラインショップです
2 件のコメント:
つくしさん、あんまり笑わせないで~
私も、よくあるある!仕事場の人でも、名前を呼びかけないから、いざと言う時“あの人あの人”になってスゴク困ります。
で、家に帰る頃突然思い出すパターン。
わはは。麻里さん、あるよね〜。
あれ、なんでしばらく経ってから突然思い出すの?
その時思い出させてくれりゃあいいのに!
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