うぐいすのホケキキョ君は、今日も絶好調。
ウグイスは、普通「ホケキョ」となくが、ウチのうぐいす君は、音が一個多い「ホー、ホケキキョっ!」と鳴く。
5月頃その声を確認。
「おい、一個多いだろ。おまえへたくそだなあ。彼女できんぞ」
といちいち突っ込み入れていたが、いっこうに本人に直す気配はなく、2ヶ月が過ぎた。
「ホーッホケキキョッ!」
今も家の前で大きな声で自信ありげに鳴く。普通のうぐいすよりちょっと高めの音だ。
実は、「ホケキョ」と普通に鳴ける。
しかし本人は「ホケキキョ」の歌の方が好きなようで、後者の鳴き方が、全体の9割をしめる。
しかもこいつは、なかなか気むずかしい。ときどき「ホー、ホケっ。。。」と途中で止める。およっ?と聞き耳を立てると、半音上げて「ホーホケキキョッ!」と鳴き直す。
どうも最初の出だしの音が少し低くて気に入らなかったようだ。
ホケキキョ君の血液型は、A型にちがいない。
畑はウチから歩いて5分ぐらいの所にある。そこでは別のうぐいすが鳴いている。ちゃんと「ほー、ほけきょ」と上手に鳴く。畑の横の鬼ぐるみの木の枝で喉を大きく膨らませて鳴いている姿をよくみかける。
それにしてもうぐいすはなんてじみ〜な装いなんだろう。彼らの身体の特徴を言えというなら、一言「何の特徴もないのが特徴」というしかない。プロでさえもその姿を簡単に見つけられないのだそうな。天はニブツをあたえんのだな。
うぐいすは声の届く範囲をなわばりにするらしい。そういえば、二羽のうぐいすが同じ所で鳴いていたのは、春頃だけだった。次第にお互いの縄張りが確定するのだ。だもんだから、あのホケキキョ君は、ウチの家のまわりを縄張りにしたようだ。
野良仕事をしていると、遠くの方で「ホー、ホケキキョっ!」と聞こえて来る。
うちのほうからだ。あいつが鳴いている。
なんだかわけもなく恥ずかしくなるやまんばであった。
4 件のコメント:
つくしさんのウグイスの音を探しながら歩いてみます。:)
ウチの家のまわりでうぐいすが鳴いていたら、それがホケキキョ君です。
真ん中の「キ」の音が、きょーちょーされて、ひときわ高いです(笑)。
ぜひさがして〜。
高知県人の匿名さん、コメントをありがとうございます〜。
部分削除が出来なくて、全部消えてしまいました!ごめん!
石けんなし生活、たのしんでやってください!応援してます!
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