3年越しの挑戦、ズッキーニの栽培がなんだかうまくいってる。3度目の挑戦にして、やっとこさあこがれのズッキーニを食べて、ほくほくしているやまんばである。なんでセーコーしたんやろ?
今から思うに、ようは、手をかけたからか?
苗で買ってきたズッキーニは、最初ウリハ虫に食われまくって、もうお陀仏寸前だった。だけど不織布をかけてウリちゃん攻撃を防いだり、足下の草を刈ったりひっこぬいたりしているうちに、どんどん元気になってきた。種から育てた固定種のステラも実を結びはじめている。これはぜひ種取りしたいもんだ。
トマトとモロッコインゲンもとれはじめている。キュウリはまだちょいとかかりそうだ。ナスはまだまだ。とれないかもしれん。でも様子を見る。
とにかくすべてが無肥料だから、肥料食いと、なくても平気なやつとの差がはっきり出てきた。
今まではやまんばの「育て方の下手さ」ゆえにできなかったのかもしれん。
よく考えりゃ、まだ小さいとき、草の中にいる小さな双葉や苗に向かって
「お前、たくましく育てよ!」
と言った所で、所詮長い間人工的に栽培されてきた「野菜」という名のついた野草に、それは無理な注文だったんかもしれん。
文明慣れしたスーパーのパック入り食材しか知らないボクちゃんに
「ほれ、ピダハンの生活して大きく育てよ!」
とアマゾンの奥地にほり投げた所で、ゴキブリひとつ捕まえられず、日干しになるに決まっている。
ところが一度そこに根を下ろして実を結んだやつは、どうも強い。所構わず出て来ようとする。
スナップエンドウを回収して、そこにキュウリの種を仕込んだが、そこからこぼれ種のスナップエンドウが芽を出し始めた。
あんた、今から芽だしてどーするねん(本来は11月頃種を降ろすもの)。
でもま、どーなるか様子を見よう。そのキュウリの畝には、去年のサトイモの芽まで出始めた。キュウリとサトイモとスナップエンドウの畝になりそうだ。
他の場所に去年のトマトも出ている。これは交配種だが、好きに大きくなってもらうことにする。
なんだか交配種だろうが固定種だろうが、いったんそこで種を落とすと、
「わし、ここで育つことにする」と決めているかのようだ。
パック入り食材しか知らないボクちゃんも、ピダハンの村でよめっこさもらって、子供作ったなら、その子はりっぱなピダハンの男になるんだろう。そこで生まれ育った2世は、そこの環境でたくましく育つのだ。
2 件のコメント:
おかげさまで、ズッキーニ美味しく育ってます/
おおおっ、すごい!
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