寒空の中、秋ジャガイモをほりおこした。
秋ジャガを育てるのは難しいらしい。夏に植えておいたのだが、案の定、種芋もそのままに、横にちっこいちっこい新ジャガが2個くっついているなどの、情けなーい結果に。
ちっこいイモは毒だとか言われるので、食わずにそのまま種芋にしちゃえ!で、収穫ほとんどゼロ。夏に入れた種芋も腐る事なくそのまんまの姿でいるので、それも突っ込んでおく事にする。(単に種芋増やしただけだ)
里芋も畑全部にフェンスを張り巡らしたおかげか、それともイノちゃんの興味をそそらないイモだったのか、被害はなかった。でもほんとに興味をそそられたら、奴らは身体を張ってフェンスを突き破ってくる。が、それもなし。
「くんくん。ふっ、なんだちっこいイモしかついてねえじゃねえか。そんなもののためにオレ様はリスキーな事はしないんだぜ」と無視されたか。
里芋もちっこいのんがぽろぽろついているだけだったが、聞く所によると、親イモをそのまま種芋にするとおっきいイモが出来る(!)という話。いやしいやまんばは、その手を使う事に。里芋をほりおこすたびに、小イモ(子イモじゃなくてちっこいイモ)だけ収穫。残りの親イモは、そのまま上下を逆さまにして同じ穴に突っ込んだ。
えびイモとか京イモとか呼ばれるヤツも植えておいたんだが、超ちっこいのんがくっついていいるだけ。だもんで、なかったことにして、そのまんまにしておく。2年越しのえびイモは果たしてどーなるのか、実験。
畑のあっちこっちからジャガイモが出来る。かつてそこでジャガイモを作ってあったところだ。多分掘り忘れたちっこいこぼれイモからでているようす。だがそのイモの方が、新たに植えた秋ジャガイモより収穫が多いのだ。
これって連作じゃねえか!連作の方が収穫が多い?土寄せもされず、いる事さえ無視されて、ほったらかされたジャガイモちゃん。なぜにそっちがわんさか出来る?
「お〜い、わたし、ここにいるよ〜!」と、うったえているのか?
いやいや、そーやってそだてた(?ちがうだろ)ほうが、いっぱい出来るんだぜ、と教えてくれているのかもしれん。
考えたら、植物は自ら種を飛ばして移動するものと、そこでぼてっと落ちておっきくなるものがある。鳥さんやリスさんに運んでもらう手もある。
しかし、大根や小松菜など畑の野菜の種は、あんまり鳥さんやリスさんに運んでもらう種じゃない。と、いうことは、その場でぼてっと落ちて、またはその土の中で移動もせず、育つことが出来て子孫を繁栄する事が出来るってことじゃねえだろか。
たんじゅん農法の林さんはいう。
「何でも連作していいが、豆類だけは連作するな」
豆はハトが大好きだ。豆は移動する手段を持っている。
と、いうことは、基本「あたし連作きらい」ってことじゃないだろうか。
おお、豆以外、連作しまくるどー!
(あれ?落花生はどーなる?あれは地面の中に出来るから鳥には食われん。という事は、連作できるのか。いや、モグラが持っていく?モグラさん、落花生好き?)
3 件のコメント:
野生は基本連作、だよね。確かに・・・。
さっきの、私のコメントです・・・。
フジの花も豆科だよね。
前山を散歩してたら、いきなりびしっと目に豆が当たった。ある時期になると、フジの種がさやを思いっきりばしっと開いて、その威力で遠くの方に豆を飛ばしてたんだ。
そりゃあ、もう痛かったよ〜。
フジに豆鉄砲食らっちゃった。ハトみたいにきょとんとしたやまんばでした。
やっぱ、その植物の習性見て種の植え方決めるだね。
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