2016年6月9日木曜日

うすいエンドウとグリーンピースの種



きのう、うすいエンドウとグリーンピースの種をとった。
右側の黄色いザルに入っているのがうすいエンドウで、左側の方がグリーンピース。

去年11月にはじめて植えたお豆さんだ。

おもしろいのは、左がスナップエンドウの種で、右が絹さやの種にそっくりだ。
エンドウ豆の種は、キホン、緑のくしゃくしゃか、黄色のつるっと丸いのかの、どっちかなのかな?

去年、小さい頃母によく作ってもらった、エンドウ豆があんこになったミョウガ餅が食べたい一心で、高知では高級な(?)うすいエンドウの種を購入。
グリーンピースの方は、実はあまり好きじゃないが、近所の畑のおばちゃんからもらったので同時期に蒔いた。

するとどうだ。どーでもよかったグリーンピースの方が、大きなさやを付けてみごとに育っていた。
イヤシさ一心で育てたうすいエンドウの方は、妙に心もとない。なんとか種取りまでこぎつけた感じだ。
やはり、やまんばの「育てよ、このやろう光線」がきつ過ぎたのか。
ま、たぶん、近所の畑で長年種取りされて育ってきたグリーンピースの方が、ここの土地や土と慣れ親しんでいたせいなのだろうけど。



その心もとなくなんとか育ったうすいエンドウをあんこにし、ミョウガの葉っぱで蒸し上げたミョウガ餅を作る。

結果は。。。。(笑)

エンドウ豆のあんこはちと堅く、上新粉と小麦粉で作ったお餅もちと堅く、そしてミョウガの葉っぱでくるんで蒸したわりには、ミョウガの香りもかすか。。。

母が作ってくれてたミョウガ餅にはほど遠いなあ~、などと思いながら、ひとりぼそぼそ食う。

しかし考えてみたら、私が小さい頃食べたものだったから、ほんとうのところは、母のそれも似たような代物だったのかも知れぬ。

だけどあのころは、それを口にした瞬間、天にも昇るような気持ちだったなあ。。。
その感覚が今でも忘れられなくて、こうして手間ひまかけて作ってしまうのだろうな。


そうはいっても、その「理想とするミョウガ餅」をいつか確立させたいものだとおもいながら、今年の11月もこの種を蒔くとしよう。


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