2026年2月7日土曜日

「展覧会 in 山籟」を終えて

 


今日は柔らかな雪が高尾に降っています。


新年明けてからのジビエ料理レストラン山籟さんでの展覧会が幕を下ろしました。


寒い中、わざわざ足を運んでくださった方々に御礼申し上げます。


幸いにも毎日いいお天気に恵まれ、

珍しい鹿肉やイノシシ肉のイタリアンなフレンチな美味しいジビエ料理を囲んでの団欒は

今までの展覧会とは趣の違う素敵な時間でした。


「こんな料理食べたことない!」

と感動してくれる人もたくさんいました。


「オレ、今度こっちの方の山歩きして、帰りにここに寄って一杯やって行くわ」

と密かに計画を練るクマさんもいました笑。


とにかく連日すごい人で、常連さんはもちろん、私の知り合いまで来て、

山籟さんはさぞかし大変だったことと思います。

さらに私の器や作品集なども販売もあったので、なおさらのことと。。。

山籟さん、お疲れ様でございました。

本当にありがとうございました。








今回初めて絵と器を同時に展示したのですが、

器がなぜかとても売れて、

会期中に窯出しがあったので器を追加したのですが、

結果ほとんど売れてしまいました。


なんでかな?安いからかな?

いやたとえ安かろうと人はそう簡単に買ってはくれません。


つくしが慣れない手つきで必死こいて作った器を

うちに持って帰って使いたいと思ってくださった方々にお礼申し上げます。

ありがとうございました。


そして作品はというと、

うちの旦那が厳選して掛けたのですが、

まるで前からそこにあったかのような自然な風景になっていました。


展覧会というのは、ギャラリーのようなホワイトキューブ、

つまり白い壁があって、そこに絵がかけてある。

絵を見てくださいと飾られるわけです。

異質なものが置いてあってこそ、初めてそこに目が向く。


レストランでの展覧会というのは初めてでした。

山籟さんの料理の美味しさに心が奪われてしまい、

絵を見るという感じではなかったのかもしれません。

一つ勉強になりました。


それでも作品が心地よい空間を作ってくれていたらいいなあ、

心のどこかに記憶として残っていてくれればいいなあと思いました。








期間中、ジビエ料理を食べながら、

「僕のそれまでの木の見え方が変わりました」

と話してくれた人がいました。


彼は私の絵を買ってくださった方なのですが、

毎日近くの公園を散歩されているそうです。


「それまで木が僕に語りかけてくれることなんてなかったんです。

それが公園の木たちそれぞれ個性を持っていることに気がついてきたんです。

「私はね」とか「俺は」とか僕に語りかけてくるんですよ。

これはつくしさんの絵の影響です!」


なんと答えていいのかわかりませんでしたが(笑)、

私が森を見て感じ取っていることが、

絵を通して人にも伝わっていくのかもしれないと思いました。


また昨日、去年の展覧会の時送った絵葉書を見ているだけで、

いろんなことが起こり、心が癒されていく方のメールをいただきました。

読んでいる私まで心が震えて涙が溢れてしまいました。


これはもう私の作品がとか、手柄がとかいう次元じゃない。

絵は勝手に私の手を離れて一人歩きをしている。

人々の元に何かを伝えに出かけているのでしょう。

これを奇跡と呼ばずに何というのだろう。



絵を描くこと、

器を作ること、

何か面白いことを思いついたら作ってみること。

これからも楽しんでいきたいと思っています。


ありがとうございました。










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