2022年10月15日土曜日

オヤジはきっと花柄が着たい

 


この間、旦那のパジャマを買いに行ったとき思った。


「なんと愛想のない柄ばっかしなんだろう?」


山姥は、常々ダイエーの二階にある安っぽい洋服を買うが、

その安っぽい服でも女性ものは可愛い花柄やカラフルな色ものが揃ってる。


しかしオヤジコーナーに行くと、がぜん雰囲気が変わる。


グレー、黒、茶色。ちょっと頑張ってブルー。ピンクなんて考えもつかないらしい。

柄だって、シマシマか格子模様。

せめて水玉模様でも。。。と思ってもありゃしない。


「しゃあないなあ~。。」

気がめいるような柄を惰性で買う。



知り合いのお金持ちは、男でありながら花柄を着る。

なかなかオシャレだ。

お金持ちにならない限り、花柄のシャツは手に入らないのだろうか。


この間「個人差あります」というドラマを見た。

女装をする普通のオヤジがいた。


じつは近所にもいる。

女性もののフリルがついた服を身にまとって、全身ピンク色でコーディネイトしたオヤジ。

堂々と甲州街道を歩く。


うちの旦那もほんとは花柄が着たい。

赤やピンクの可愛い色を身にまといたい。

パンツだって赤がはきたい。


みんな密かに気分アゲアゲの服を着たいのだ。


誰が決めたのだ?

一体いつ、オヤジの色はらくだ色。と決めたのだ?

その不動の無言の法則を覆していこう。


男とか女とか関係なく、

フリルがいっぱいついた服を誰でもどこでも着られる

バリアフリーな世界よ、やってこい!



ダイエーさん、その女物の花柄のその生地で、

ぜひオヤジのパジャマを作ってください。




絵:「稲盛和夫」似顔絵




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