2021年10月13日水曜日

自分で作ったお化け屋敷で怖がる

 


ある明け方のこと。


ぼんやりとした意識の中、意味不明なイメージが次々に見える。

たくさんのイメージを見せられているあいだ、ああそういうことかと何かを理解している私。


目が覚めて、そのことを思い出す。


えーと。えーと。。。。これを言葉にするとなんというんだ??

わかっているのに、なかなかそれを言葉に置き換えることができない。


散々言葉を探したあげく、

「そうだ。これは、自作自演って言葉が近い」


自作自演。

つまり自分で自分に演出しているって意味だ。



「あなたは自分で自分にこれを行なっている」


その後に読んだ、奇跡のコース/奇跡講座テキスト27章「夢の中の主人公」

の中の言葉が、まさにそのことを伝えていた。


ああ、これだ。これこれ。


これに気づき、これを取り消したいと願うことが救済の道なのだ。





非二元でよく聞く言葉

「ただ起こることが起こっているだけ」

は、私には救いがなかった。


しかし

「自分が自分にこれを行なっている」

というコースの言葉は、ただ起こることが起こっているだけだとは言わない。

起こっていることの責任は自分にあると。

私にはそれが救いになった。




この世はお化け屋敷のようなものだ。

自分でお化け屋敷を作って、真っ暗闇を作って、

いろんなお化けを作って、あの手この手を使って演出して、

その中でキャーキャー言っている。

まさに自作自演。


私たちはそれを作ったことをすっかり忘れている。

まあ、忘れないと怖がれないよな(爆)。



しかし赦しによって、そのお化けたちがだんだん怖くなくなってくる。

後ろの仕掛けが見えてくる。シラケてきた。

恐れを助長させる声のナレーションの正体もわかってきた。


そしてある日ふと思い出すのだ。


あれ?これ、私が作ったんだよなあ~って。



「自分で幻想を作り出したと知覚しているとき、誰もそれらを恐れはしない」

(テキスト28章「原因と結果の逆転」)



自作自演に完全に気がついたとき、何を恐れる?

はよ、お化け屋敷から出よっと。







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