2014年9月23日火曜日

さくさくの中のもんもん



スコットランドは独立できなかったねー。
でもさあ、選挙ってなんだかね。
賛成が49%で反対が51%だから、反対の勝ちーってなるシステムってどおよ。
多い方が勝ちっていうのってどおよ。

ってことは、そこにいる人たちの約半分が、それに同意をしてないんだよ。それでも決まりは決まりだからって、従わされる。
人のこころって「はいそーですか。ではそれで」ってドライにいけるもんかね。
そもそもそんなシステム(ゴオリ主義ってゆーの?)じたい、すばらしーもんかね。

むかーしの日本はちがったらしい。宮本常一さんの本だったかなあ。書いてあった。
村であることを決めようとする。そこには多数決というものは存在しない。たとえば、村人のほとんどがそれに賛成でも、たった一人が反対なら、村の長はその反対者を呼んで、どこがどのように反対なのか、徹底的に聞き、話し合いをしたという。それでその彼が納得できてはじめてことが決まっていた。

今はむかしのようにのんびりと時間が流れていく時代ではない。決めごとはドライにさくさくと進めていかなければいけないのかもしれない。しかしそのさくさくの中でもんもんする人たちは置き去りにされる。そのもんもんがあるとき爆発するとどーなるんだろうね。

たとえば家族の中でも多数決をとると、どーなるんだろうね。
さくさくの中でだれかがもんもんとする。それこそ家庭内○○に発展しかねない。表に見えないけど、内側で戦々恐々としてたりするんだろうね。だから色々こころの問題も出てくるんだろうね。
でも社会の基礎は家族の中にあったりする。



2 件のコメント:

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

まぁ、半分そこそこで独立しちゃったら、仮に経済的にうまく行かなかったときに、「じつは独立って、やばいって思ってたんだよね。僕・・」ってやつも少なからず出てきて、かといっても一回イングランドさんよ・ろ・し・く!!ってわけにもいかんでしょうしね・・・。(笑)

つくし さんのコメント...

国が独立するには半々だときびしいのでしょうね。