さて、夏使用の畑であります。
GWの頃に植え付けた夏野菜の苗。島村ファームってところで購入。どこで作っているのかわからないホームセンターの苗と違って、ここはじぶんところで作っているようす。店らしきものはなく、でっかいビニールハウスの中から直接苗を自分で選んできて、ビニールハウスの前で買う。安い。
去年はここで買ったピーマンとトマトの苗のおかげでたらふく食えた。苗は元気なようだ。
だが一方、やまんばのちょーへたくそ無肥料栽培のおかげで、ナスもキュウリも全滅。なーんにもありつけないありさま。
汚名返上、今年も一回トライ!
。。しかしいきなりキュウリとズッキーニとスイカの苗にウリハ虫ちゃんが総攻撃。見る見るうちに、あでやなかレーシーな苗に。。。。ああ、これは去年の二の舞だあ。。。。。
やまんばは考えた。
これはきっと、苗を育てている肥料たっぷりの土のせいに違いない!窒素かなにかのにおいがぷうんとキュウリやズッキーニの葉っぱからただよって、それにつられてウリハちゃんがやって来るに違いない!そうだ、きっとそうに決まっている。とすれば、肥料無しで育てているうちのズッキーニなら食われないに違いない!
そうおもって、レーシーなズッキーニのあいだに、これまた貧そなやまんばが無肥料で育てたズッキーニの苗を植える。3時間後、畑にもどってようすをみる。
がーん!
あっという間に無肥料栽培ズッキーニちゃんが、みるもむざんなレーシーなお姿に。。。
だめっ、だめっ、だめっ。
ぱっぱと手で虫をはらう(基本殺さない主義)。プ〜んとどっかに飛んでいき、またすぐもどってくる。むなしい抵抗。。。じぇんじぇん肥料のせいじゃないじゃ〜ん。勝手な仮説、無惨に崩御。
畑の先輩の妖怪にもらった不織布で、とりあえずスイカとズッキーニの苗をおおってみる。ちょっと窮屈そうだが、しばしガマンしてもらうことにする。
さて、一日経ち、二日経ち、三日経った。
狭い不織布の中で、ズッキーニちゃんは青い葉っぱを出し始めた。スイカちゃんとこも黄色い花が咲き始めた。
支柱にくくりつけてあるので不織布がかけられず、ほったらかしにしておいたキュウリの苗ちゃん。なぜかウリハ虫が消えていた。
え、もういなくなっちゃったの?それとも単に気まぐれ?
やまんばは、まよう。
このまま大きくなるズッキーニに不織布をかけておくことはむずかしい。でも外してまたまたウリハちゃんに総攻撃されるのもやだ。
色々ネットで調べると、慣行農法よりも自然栽培的なウリ科の苗の方が、ウリハ虫にやられやすいらしい。
「迷ったときはそのままにしておけ。」
川口さんのコトバが頭をよぎる。
迷い農法、どこへいく。
6 件のコメント:
北鎌倉です。ご無沙汰しています。お元気ですかー?
私も市販の苗だと初めはかなりやられますね。でもその後復活するものもあります。また無肥料苗は初期生育が遅く弱いので虫にやられることも多いです。苗が根がしっかりしていて力強いといけますね。
私も今自宅のポットでナスとトマトとピーマンを無肥料苗作っています。どうなるか。。。。
今までうまくいったのは、草堆肥がうまく分解されて土の物理的構造が良い場所でした。また草堆肥とそこにいる微生物による養分供給がうまくいっていたのだと思います。
あと以前播いた米ぬかなどが問題ということは考えられますか?
うまく伝えられませんが。。。
北鎌倉さん、おひさしぶりです〜。
ワークショップはいかがでしたか?
私の所もギシギシがすんごいでっかいです。これ、自慢していいんですよね?(笑)北鎌倉さんの畑の写真、うちのはたけにそっくりです。いいかんじ?
今年は一気に5月になって生えてきた草たちを一カ所に集めて、勝手に堆肥になってくれるのを待っています。雨でも降って下から流れ出る栄養分に期待してます(欲深い)。
やはり、初期生育が遅いんですね。それでウリハちゃんに狙われるわけだ。そこの畝は、去年の秋にほんの少し米ぬかは入れましたが、障害が出る程ではないと思います。
やはり米ぬかはきついんですか。撒き方に気をつけよう。
先日の古代の野菜のお話はおもしろかったです。
ほんとはあんな風に小さい野菜だったんでしょうね。いまのはやたらにでかすぎる。。。比べてつらくなる(笑)。
つくしさん
草の指標は色々な方が言ってますが、ぎしぎしは中間くらいの肥沃度のようです。もちろん痩せ地はちがやなどです。
肥沃度が高い(なんでもできる)ところにははこべが生えるようです。赤峰さんははこべが1メートル伸びるとか。私のとこはあっても30センチ強です。
エノコログサは土中の指標で1メートル伸びたら問題ないけど、背が低いと土中に耕盤層という根張りを妨げる固い層があるらしいです。
私は痩せ地エリアに芋や豆、やや肥沃地に果菜類や葉物と使い分けてます。
つくしさんのところはいかがですか?
北鎌倉さん、お返事遅くなってすいません。
やっとウチに生えている草の名前がわかりました。
たぶんスズメノカタビラってやつです。そこら中にはびこってしまいました。これが根っこがすごくって、なかなかとれません。畝の肩にびっしりはえそろってしまってます。
ハコベと隣り合わせで生えてます(笑)。この場合はどーゆー土なんでしょうか。。。?
問題は、畑の東側は、下の方に下がっていて、しかもそこら辺に過去長いことギュウフンが積み上げてあったようです。近所に牛小屋があって、そこからもらっていたそうです。
そこは最初の年は小松菜が70センチになりましたが、その後、ぴったりナニも育たず。今はそこに小麦、絹さや、スナップエンドウ、それから5月にインゲンものを撒きました。エダマメは芽がでても、葉が虫にけっこう食われています。
しばらくはイネ科や豆科を育ててみます。
ふー。まだまだ肥沃な土地とはいえないようですね。
つくしさん
スズメノカタビラは指標に出ていませんでした!
私の考えなので無視していただいていいですが、スズメノカタビラはイネ科なので、どちらかというと痩せ地と思います。大雑把に細長い葉のものイネ科の草は痩せ地、葉の丸いはこべやなずななどのアブラナ科は肥沃地なんだと思います。イネ科の草のところにはイネ科の野菜を、アブラナ科の草のところはアブラナ科、ナス科のものが良く育つようですよ。
牛フンの跡地、私は経験ないですが大変ですね。イネ科の植物で肥料をひたすら抜くのはいかがでしょうか。
痩せ地は痩せ地でも良いと思えるのは、さつまいもの美味しさです。評判いいです。こんな美味しいの初めてと言われたこともあります。私には、こんな痩せ地初めて、と聞こえましたが。。。(笑)
なるほどー。
とりあえずイネ科を撒いて、抜くことに徹してみます。
サツマイモは痩せ地にいいんですね。元気が出ます。
でも問題は、イノシシ。。。
イノちゃんがよって来るので、フェンスの近くにはイモ系はつくれないんです。あいつら本気になりゃ、どんなフェンスでも突き破ってやってきますから!だから畑の真ん中あたりに集中させてつくっています。
山は山で色々あります(笑)。
コメントを投稿