2013年10月28日月曜日

ちっこい街出現現象



高尾のあちこちに小さな街が出現しはじめた。
10~15件ほどの真新しい建て売り住宅が、似たような作りで並んで建っている。
そこはもとは工場跡地だったり、元ラブホだったり。
「分譲住宅!見学できます!」と、ど派手な旗がびらびらはためく。
しかしなかなか埋まる気配がない。

そーだろーなー。
一見真新しくって素敵な町並みってな感じなんだけど、まわりを見渡せば、即田舎。そこだけ不自然にピカピカしている。ここが阿佐ヶ谷や高円寺だったら、キャ~、都会に一軒家!って魅力的なんだろうけど。何もわざわざ高尾くんだりまで来て、このちっこい家は何?おとなりさんとはぎゅうぎゅう詰め。家の中丸みえ。音まるぎこえ。これじゃ都会と何ら変わんない!
しかも庭が、、、、庭がない。高尾くんだりまで来て、庭がないって、どおよ。
それはまるで、
「庭だとお?庭がほしいんなら山でも見てろ!」
っていってるぐらいの強気な構え。

高尾っていえばさあ、若者が住みたい街ナンバーワンじゃん(ほんとか?)。その憧れの高尾のイメージと言えば、広ーいお家に、広ーいお庭。そこでテーブル置きいの、バーベキューやりいの、ハーブなんか植えちゃって!おっしゃれ~なスローライフ!ってのが定番じゃん。(そーだっけ?)

あの奇妙なちっこい街出現現象は、どーかんがえても、心おどるしろもんじゃない。
不動産のおじさんよー。ちとあれは時代おくれ過ぎないかえ?

実際、高尾に住む若者は、ぼろながらもそれを自分たちでリフォームした一軒家で独自の世界観を作っている。これから住宅を買う若者たちが、あんなふうに都会にあるような人工的な素材の、人工的なつくりの、プラスティックみたいな家に住もうと思うんかねえ。
それに何十年もローンを組んで住みつづけるほどの価値をもってるんかねえ。たとえそれを投資がわりにってったって、あれじゃあねえ。。。狭いし、山にへばりついてるし、目の前川だし、いつ自然災害に持ってかれるかワカランし、ただの更地になっても、ねこのひたいぐらいだし。せいぜいイノシシのお食事処になるだけのよーな気が。。。。
その土地を一体誰がお買い上げしてくれるねん。

老婆心なやまんばであった。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まぁ、確かにあの辺の新規住宅地、若者ターゲットじゃないよね。高尾(+高尾以西、藤野とか、上野原)下りで住みたい若者は、みんな古臭い古民家を好んで住んでる感じしますね。

さて、我が家のばやい。
狭ーいお家に、狭ーいお庭。そこでテーブル置きいの、バーベキューやりいの、ハーブなんか植えちゃって!おっしゃれ~!じゃないけどスローライフ!
何とかなりまっせ、猫の額なりに(笑)上見たらきりないし・・・ね。

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

失礼。名無しで送ったった・・・

つくし さんのコメント...

狭いながらもたのしいわが家〜ですね!
ぱぱさんのばやいは人生を謳歌してる。
このっ、人生上手っ!