フッと、小さな不安が心にあらわれる。
「あっ、、そうだ。あれやっとかなきゃ。。。」
心に浮かんだ不安なものに吸い寄せられる。
そこから次から次へと恐れが引きずり出されて、その不安を解決するために、私は奮闘する。
これが私に繰り返されて来た恐れだ。
私はその不安の種に気がついた。
小さな種がまかれる。
自我によって。
それに私が水をかければ、見る見るうちに芽を出し、育ち、花を咲かせる恐れの花。
私はその花に魅了された。
この花は保っておくべきだ。なぜならそれはとても魅力的だから。
なぜならそれは、この世を魅了させつづけるから。
恐れがこの世界を持続させる。
世界の目的は、怖れ/問題を保持することにある。
朝起きると、フッと小さな恐れの種があらわれる。
私はそれに水を掛けない。
現れては、水を掛けない。
それでも知らぬ間に水を掛け、芽を出させ、花を咲かさせる。
恐れの中に埋没して、外に現れた問題を外で解決しようとして奮闘する。
しばらくたってそれに気がつく自分がいる。
それでもいい。
まだ心は赤ちゃんのままだ。
幼い子どもが、心の使い方を知らないだけだ。
これからじょじょに大人になっていこう。
絵:ほたるぶくろとどくだみ
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