2009年1月8日木曜日

七草がゆ



きのうは七草がゆの日。
山と、人んちの畑のわきを物色して(こらーっ)七草を探す。

『セリ』は、いつも山水を汲む所からちょうだいする。
『はこべら』は、道路脇で。
『すずな』は、いつも野菜を買う、大好きな農家さんちでもらい受ける。
そこで『ナズナ』と『ゴギョウ』を畑の脇で物色させてもらって、嬉々としていただいて帰る。ついでにあつかましくも芋煮とお漬け物もごちそうになる。これがうまいのなんの。
『すずしろ』は友達の実家が作ったという大根で。
去年もそうだったけど、今年もまた『ほとけのざ』がどれかわからない。

結局「六草がゆ」になった。
去年は「ナズナ」がわからなくてしかたなく「五草がゆ」だった。
でも今年は、近所のおじさまのおかげで、「ナズナ」の正体が発覚する!
この調子でいけば、おそらく来年には、我が家の食卓は「七草がゆ」に昇進するだろう。

ウチは玄米ばっかり食べるから白いお米がない。だからおかゆの代わりにお餅を1センチ角に切っておかゆがわりにする。餅好きの私としてはこっちがいける。お椀の中で、お餅の白と草の青とのコントラストが美しい。ほんのちょっとのお塩とほんのちょっとのほんだしで味付けして、一年の健康を願っていただいた。

ある本によると、昔、土地の磁場を調節して歩く仕事を持っている人たちがいたらしい。磁場を調節する場所に来ると、その人たちはまずその土地に生えるそこいらの雑草を片っ端から食べるのだそうだ。10種類は食べるのだと言う。なぜそんなにたくさんの種類を食べるのかと言うと、その中にはその土地特有の毒草も含まれているかもしれないから。だからその他にたくさんの草を食べて中和させる。
そうやってその土地の草を食べてその土地と一体化し、そして呪術的な儀式を行い、磁場を調節していくのだ....。

近所で取れた六種類の草を食べながら、そんな職業を持っていたであろう人々に思いをはせる。「七草がゆ」の習慣は、薬用としての行事と、そしてあるいは、そんな昔の忘れられた風習から来ているのかもしれない。


絵:けんぽ表紙

2 件のコメント:

おとうっぷ さんのコメント...

明けましておめでとうございます☆
今年もどうぞ宜しくお願い致します~!
あけおめ&ことよろ!って言うらしいですよ、若者達は…笑

七草がゆ~!!ウチも食べました~って言いたいところですが…すみません、我が家はヨーカドーで『七草がゆセット』買って来ちゃいました。ダメですね~ありがたみが分かってませんでした。
来年からは、自分調達を心がけてみたいと、思いました。

今年はイノシシ年ですね。
世の中に勢いがあると良いですね~って他人事みたいなコメント。笑

ちなみに私は、巳年です。しつこいですよ。

つくし さんのコメント...

おとうっぷさん、あけおめ&ことよろ!

昨年はおいしいものをありがとうございました。今年もいただきます。なにとぞよろしくおねがいします。

ヨーカドーであろうがどこであろうが、七草がゆ食べられたから、きっと今年も元気いっぱいですよ!
なんか、七草とうふなんてあったらおもろいかも....と、ふとおもってしまった(失礼)。限定一日販売?

しつこい巳年さん〜、ことしもよろぴく。