なにもしなくていい。
わたしはどうしようとか、あいつをこうしようとか、なにかすることをあくせく考えず、ただおこるままにさせる。
その苦しんでいたり、悩んでいたり、イラだったりしている自分に、ただ気づく。
そしてただ気づくままに、そっとしておく。
ネガティブな意識が出て来ると、そくざに、悩んではいけない、不安がってはいけない、怒ってはいけない、そんなおもいが出て来るだろう。
でもそんな思いも、そっとしておこう。
そんなふうに思っているんだね。
それでいいよ。
そうつぶやこう。
相手を説き伏せようとしたり、それはちがうよ!と言いたがっている自分に、気がついていよう。
口から出て来ようとする言葉も、ただ心の中で聴いていよう。
なにかしたくなるカラダの衝動も、ただ感じていよう。
どのみち、言葉で相手は説き伏せられない。
防御という攻撃を出せば、向こうだって、自分を守るために防御という攻撃を出してくる。するとあなたもまた防御という攻撃を仕掛ける。
堂々巡りではないか?
一時的なうっぷんばらしなだけではないか?
態度で示す?
それもまた同じこと。
相手が悪いとおもいつづけている。
相手を態度で変えようとしている。
変わるわけがない。言葉でも変わらないのだもの。
そのなかでずっと居続けて、心地いい?
それが習慣になっているなら、それもいい。
それさえも、おっけーだ。
そうおもっているんだね。
それでいいよ。
自分を深く許す。
どんな言葉が出てきても、それも許す。全部ゆるす。
なにもしないで、そのままにいる。
しだいに深い安堵が浮上してくる。
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