2013年11月5日火曜日

そのまんま自分




外にあるものは、自分の心の中の現れ。
気に入らない外を変えようとするのは、鏡に映った自分の姿が気に入らないので、鏡の中を変えようとするのと同じことをしている。
鏡に映ったものを変えたいなら、映ってる自分を変えるのだ。

気に入らない頑固なオヤジは自分自身だ。
変えても変えなくてもどっちでも良い。ただそれは自分なのだと解っていることなのだ。そのオヤジのどこがどういう風に頑固なのか探ってみる。すると細かいデテールが見えてくる。それがそっくりそのままあなたの姿だ。

誰かにいたいとこつかれるとむかっとくる。それはどっかで「あたってる」とドキンとするからじゃないか?
すぐ近くにむかっと来る人がいる。それはほれ、そのまんま、あんただよって現してくれてるから、むかっとくるんじゃないか?

そうなると、「あっ、それをやめなきゃいけない!」とおもう。
いけないと思うことを排除しようとするのは、わしらの悪い癖だ。

頑固なオヤジも排除しなきゃいけないと思うし、
頑固なオヤジの自分の部分も排除しなきゃいけないとおもう。
ここがわしらがよけいな労力を使っているポ、イ、ン、ト。

どっちでもいい。
自分の頑固さを変えようとしてもいいし、変えずにそのまんまタンスの上に飾っておくでもいい。

ただ、気がついていることだ。
ああ、ここ、頑固だ。
今、頑固な気分になってる。
ゆずれなくなっている自分がいる。

と、自分の反応につねに気がついていることだ。
ダメだしはいらない。

目の前に展開している世界は、そっくりそのまんま自分の中のあらわれだと、いつも淡々と気がついていることだ。


そしてそれは、いつでもどのようにでも世界は変えられるってことにむすびついている。



自分の居場所って、別に大きくなくてもいいとおもわない?むしろほんのちょこっとした片隅に、ほっこりするところってなあい?そういう場所っていいよってアイディアをくれる本です。



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