2009年5月1日金曜日
聖豹紀
ついに出ました、高橋克彦さん名作の復刻版「バンドネオンの豹」シリーズ第二弾!
『聖豹紀(ジャガーセンチュリー)』
今回は第一作めの、物質的戦いとはうって変わって、おねえちゃんは肉体と魂を分けて魂だけで空飛ぶわ、「カメハメハーッ大砲」ぶっ放すわ、チベットのじじいもいっしょになって空を舞うわで、大スペクタクルな巨編となっていました。
よってラッシャイみてラッシャイ、手に汗握る大活劇〜〜〜〜!
ででんでんでんでん.....。
ゲラを読み終わったあとに、こりゃ大変だー、どっから手をつけよう?と迷いましたが、私はその飛び跳ねるお姉ちゃんを描いてみたいと思いました。ところが私はちょいとばかしそのお姉ちゃんに入れこんでしまいまして、おどろおどろしくへび女ののろい風に(?)したくなりました。ところがそこはほれ、デザイナーさんに、「こらこら、本のイメージとかけ離れちゃいますよ〜」と、おこられまして。ちょっとばかし色っぽいお姉ちゃんになりました。すぐ思い入れすぎちゃうんですよね、私。
結果、とっても品のある(ホントか?)表紙になったとよろこんでおります。
第二弾めもなかなか面白いので、ぜひ読んでください!
ちなみに、私は最近宇宙人に連れ去られたイタリア人の本を読んで、おったまげました。
その本によると、人間はサルから進化したのではなく、そこらの爬虫類に遺伝子操作をして人間を創りだしたというんです〜。で、サルはその失敗作だと!!なんだとおー?
でもそういえば、赤ちゃんがお腹の中で成長する過程で、いつまでもしっぽが生えている。直前まで爬虫類とか魚とほとんど変わらない姿をしているのはなぜ?人間の脳みそのど真ん中にある脳みそを『爬虫類の脳』というのはなぜ?
しかも何度も失敗重ねて、人間になるまでの過程で恐竜の時期もあったとかなかったとか。
確かに、私には自分がティラノサウルスだった時代の記憶がある(ほんまかいな)。
ともあれ、世の常識をそのまま受け入れるのも飽きたし、そういう本たちで頭の中をスパークさせるのも、これまた人生の味わいなのではないでせうか。
ミラクルな人生よ、バンザイ!(無責任なやつ)
絵:『聖豹紀』表紙 ランダムハウス講談社
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2 件のコメント:
よくわかんないですが、進化と奇形(突然変異はどっち?)は紙一重なんだそうで。
その違いは、生殖能力があるかどうか。だそうですね。
しかし、T-Rexとはなかなか、豪快な先祖をお持ちですね。
私は、どうやら窒息して死んだ先祖を持っている、と(自分では)信じてます。
確かに紙一重なんでしょうねえ。
阿修羅立像みたいな美しい像でも、実際そういう人がいたらびびりますよねえ。
カッパも鬼も一種の突然変異かもしれんませんし。昔はそんな人物が結構いて、ああ、あの人はそういうものだから、などと、軽く受け入れられていたのかもしれないね。今はなんかちょっとでも違いがあると「ちがーう!」と、のけもん扱いされてしまいがちですけど。
まいうーぱぱさんのご先祖さんは、ピラミッドの中に幽閉されたとか?墓荒らししてて、上から土砂が落ちてきて、黄金とともに埋葬された?
それとも私に食べられたステゴサウルス?
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