だれかに何かを言われて傷つく。
心は、とたんに動き出す。
あらゆる言葉が、あたまの中をめぐり出す。
言い訳が始まる。
こっちは悪くないと言いはじめる。
そっちの方が悪いと言いはじめる。
心臓がドキドキする。
カラダが硬直しはじめる。
手が震える。
足も地面についている感じがしない。
あたまの中は爆走する。
言葉に出して言おうか、それともこのまま黙っていようか。
心とカラダは、攻撃と防衛を行ったり来たりする。
過去に似たことを思いだし、未来にまた起こるであろうことを想定する。
またこんなことを起こしてはならない。
どうにかして阻止しなければいけない。
今度は策を練りはじめる。
攻撃と防衛と、傾向と対策が、ものすごいいきおいでかけめぐる。
感情が頂点にたっするほど、不快が押し寄せてくる。
駄目だ。。。もうこれ以上、耐えられない。。。
そう思うその時、
ただその中にいよう。
爆走しているあたまの中の声を、ただ聴いていよう。
心臓がバクバクするのに、ただ気がついていよう。
カラダが硬直しているのを、ただ気がついていよう。
手が震えるのを、ただ観ていよう。
感情が不快を訴えているのを、
ただ「そう感じているんだね。。。」と、聴いていよう。
何も、何一つ、起こってくる現象を否定せず、
ただ、そこにいよう。
ただ、それとともにいよう。
何も、何一つ、起こってくる現象を否定せず、
ただ、そこにいよう。
ただ、それとともにいよう。
そのとき、あなたは
その中にはいない。
くるしさのなかに、ただあるとき、
私たちの想像を超える何かに触れている。
そのとき何かが起こっている。
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