2017年12月13日水曜日

傷ついたその時、、、


だれかに何かを言われて傷つく。

心は、とたんに動き出す。

あらゆる言葉が、あたまの中をめぐり出す。
言い訳が始まる。
こっちは悪くないと言いはじめる。
そっちの方が悪いと言いはじめる。

心臓がドキドキする。
カラダが硬直しはじめる。
手が震える。
足も地面についている感じがしない。

あたまの中は爆走する。

言葉に出して言おうか、それともこのまま黙っていようか。
心とカラダは、攻撃と防衛を行ったり来たりする。

過去に似たことを思いだし、未来にまた起こるであろうことを想定する。

またこんなことを起こしてはならない。
どうにかして阻止しなければいけない。

今度は策を練りはじめる。
攻撃と防衛と、傾向と対策が、ものすごいいきおいでかけめぐる。

感情が頂点にたっするほど、不快が押し寄せてくる。

駄目だ。。。もうこれ以上、耐えられない。。。



そう思うその時、

ただその中にいよう。

爆走しているあたまの中の声を、ただ聴いていよう。
心臓がバクバクするのに、ただ気がついていよう。
カラダが硬直しているのを、ただ気がついていよう。
手が震えるのを、ただ観ていよう。
感情が不快を訴えているのを、
ただ「そう感じているんだね。。。」と、聴いていよう。

何も、何一つ、起こってくる現象を否定せず、
ただ、そこにいよう。
ただ、それとともにいよう。

そのとき、あなたは
その中にはいない。

くるしさのなかに、ただあるとき、
私たちの想像を超える何かに触れている。

そのとき何かが起こっている。


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