2018年3月18日日曜日

山を感じる


近所の高台から、高尾山脈が見渡せる場所がある。

満開の梅林の向こうに、すこし霞んだ高尾山脈。
見上げるでもなく、見下げるでもないちょうどいい位置に向かい合える。

ぼーっと立って、目の前の山を全身で感じる。
山を身近に感じる。
かといってお友だち感覚ではない。圧倒的にあっちの方が優位。威厳と風格と知性と微動だにしない安定感で、圧倒される。

腕と胸とカラダがジーンとする。

大きいって、なんてすごいんだ。。。などとおもいながら、
圏央道の橋の下をくぐった。
その橋も大きい。

「大きいって、なんてすごいんだ。。。」
と、さっきの山のように感じようとした。

しかし、それは頭だけだった。
頭が「これは大きい」というだけで、
カラダも腕もジーンとこない。
ましてや胸のあたりに、えもいわれぬ感動が襲って来ない。

自然がもつ圧倒的な力と、
人工物がもつ力の違いを見た気がした。



1 件のコメント:

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

以前地元のイベントで焼きそばを担当した時、「ほら、高尾山盛り!!」と言って、山盛りにしてあげたら、「なんかビミョー!!」と言われて、がっくりしたことがあります。
標高599m、高尾山口駅の標高から約400m・・・。
まぁ、中途半端な高さ・・・ですかね(笑)