行きつけのお店に今度の選挙に出馬している若者がごあいさつに来た。でっかいたすきをかけているなかなかのイケメン。
「彼ねえ、ちっともあたしのこと覚えてくれないのよ。このお店で何回も会ってるのに、道ですれ違って声かけたら、『え~と、どなたさまでしたっけ?どこでお会いしましたっけ?』と、毎回言うの」
「あははー。それ、政治家として致命的じゃん」とやまんば。
「そーでしょー?」
「あれ?けどさあ、それってとっても正直だよね」
と、ふと思う。ぼくはあなたのことを覚えていないのですって、ちゃんと言えるのだ。
「そーいや、そうねえ。。」
ちまたにあふれる政治家さんたちは、つねに笑顔で人々と接する。
道で「こんにちは~」と声をかけられると、
「どちらさんですか?」とか、「どこでお会いしましたっけ?」
なんて野暮な質問はしない。知らなくても、心で「だれだっけ?」と思っても、表面はさも知っているかのよーなフリをする。
いやショージキ、一般人のやまんばでさえ、そんな質問をするにはちと勇気がいる。
それを何の抵抗もなく聞けるのは、ほんとのアホか、ほんとに素直な人かどっちかだ。
うまくごまかすのが政治家の特権のよーな世界に、こんなバカ正直な政治家がいてもいいのかもしれん。
2 件のコメント:
中学校の同級生が、地元で立候補してる。
でもオイラは八王子市民なので、協力できない・・・。
しかし、その子は、いい子かも知れないがダメじゃろね・・・(笑)
同級生が立候補かあ〜。
そんな人がお知り合いなのねん。
イケメンの彼は、政治家にならず、誠実なお人のままでいてほしーと、おばさんは願うばかりであります(笑)。
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