2013年5月22日水曜日

ホケキキョとウキペディアは同じ音か?



今、わがホケキキョくんが庭先で大声で鳴いている。でかい声だ。

こやつは行動範囲が極端に広い。(他のうぐいすと比べたことがないのでわからんが)とにかくひとりで違う歌い方なので、どこにいるのかもろバレである。
「あっ、あいつ、こーんなところまで来てやがる!」
と、はるか遠いところでその声を聞くと、悪態つきながらなぜか嬉しくなってしまうのであった。

先日ご近所さんと、彼の話題になった。

「いつも変な鳴き方するうぐいすがいるわよねえ。あたし、あれ聞くたびに、
『ウキベディア』って聞こえちゃうの!」
へっ?ウキペディア?
「あたしはホケキキョって聞こえるけど。。。」と私。
「へえ~、あたしには『ウキペディア』よ!」

それから数日もたたないうちに、やまんばのお耳に変化が。。。

う。。。ウキペディアって聞こえるっ!

いやいや、ホケキキョだろ。あたしの耳にはそー聞こえていたはず。。。
でも、、、ウキペディアって言ってるじゃねえか!

あろうことか、そのときからやまんばには、その声を同時通訳(?)して、
お耳の中で、
『ホ(ウ)ケ(キ)キ(ぺ)キ(ディア)ョ!』
と、聞こえてしまうよーになってしまったのであったのであった!
がーん!

むかし『空耳アワー』っちゅー番組があった。意味の分からんエーゴの歌を、勝手に日本語にして歌ってみたりする変な番組だったが、よーするにあれとおんなじことをやっているんではないだろーか。
「ほーほけきょ」だって友だちにいわせれば、
「おー、どっこいしょ」って聞こえるらしい。

きっとニンゲンは、鳥がだす音をニンゲンの言葉に置き換えて、自分の好き勝手に「そう聞こえ」させているのだろう。
特に日本人はその傾向が強いようにおもわれる。虫の声を歌にしたり、言葉に置き換えたりするではないか。
NYにいたとき、西洋人は虫や鳥の声をそのように捉えてはいなかった。雑音として捉えていたようだった。

日本人のそんな感覚と遊び心は、すてきじゃないか~とおもうのだ。

4 件のコメント:

まいうぅぱぱ さんのコメント...

音と発音に寛容な日本人。
あぁ、あらゆるものに寛容な。ですね・・・・。

つくし さんのコメント...

寛容は、あかんよう。。。?

おばばギャグ。
撃沈。

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

竹島取られたっていいかも・・って思ってる日本人いるような気がします・・・orz

つくし さんのコメント...

いろんな視点がありますからねえ。。。

同じ地球人やんけ!ってな視点もあります。