2010年3月2日火曜日
パン、こってます
ワタクシ事で恐縮なんですが(いつもそうや)、最近パン作りにばく進中でありまして、なにをそんなにムキになってつくっているのか、自分でも不思議であります。
今もおこたの中には、ホイロ(2次発酵)の真っ最中。きょうは手作りチョコシートおり込みパン。昨日までフランスパンに挑戦していたが、失敗の連続。もうやめちまおうかと思ったが、気を取り直して菓子パンに移行。このいいから加減が私。
それにしてもなんでこんなにはまったかと言うと、そもそも去年の暮れに、流しの下にある得体の知れない四角い箱を見つけたからなのだ。恐る恐る引き出してみると、餅つき機ではないか!前の住人が置いていったものだ。それにしても古い。25年以上も前のしろものだ。ものすごいモチ好きの私は、タイミングよく(ほんとか?ねだったんだろ)友だちからもらったモチ米で、お正月につきたてモチを食べるという幸福をもらった。
よく説明書を読むと、パンもこねられると書いてあるではないか。パンと言えば、近所の小リスちゃんみたいな友だちが、よく「パン出来た」と、おいしいできたてほっかほかを持って来てくれてものだった。その時、パンとは自分で作れるものなのか、と思ったが、あれは高度な技術がいるので、私などにはとても手が出せないと思い込んでいた。ところがつい最近、北海道の友だちまで作っていると聞いてしまった。そんなに簡単なものなのか?あいつに作れて私に出来ないはずはない!(どんなやつやねん)というわけで、見よう見まねではじめちゃったら、もうやみつきになっちまった。
なにがおもしろいって、あの触感なのだ。昔ケーキを作ってはいたが、どうも直接生地に触れられないはがゆさがあった。だがパンはぐちゃぐちゃねちゃねちゃと、これでもかというぐらい触れる。なんだかどろんこ遊びみたいで子供に帰ったような気分。
材料を大きなボウルに入れて、指を突っ込んでまぜまぜするところから、「あ〜」ともう快感が始まる。これが第1の快感。それを今度はこね始める。最初はべちゃべちゃなのに、だんだん生地がまとまってくるという第2の快感。あとは餅つき機でこねこねをおまかせ。んで、発酵。これがまた不思議なのだ。イースト菌が活動をはじめ、ぷくぷくと膨らんでくるのだ。生きているのだ。その不思議さの快感。これが第3弾目。そしてパンの形成もこれまたおママゴトみたい。クロワッサンやメロンパンを作りながら、自分でもほれぼれする。私って天才!(ドーダ理論)第4弾目。ホイロをへて、クライマックスへ。オーブンでポンと焼く!はいっ!できあがり!「きゃ〜〜〜!」とおもわず絶叫してしまう快感なのだ!
ケーキはこうはいかない。焼いた後、カットしてクリームつくって、うまい事のせて、バラの花つくって。。。としんきくさい。
焼いてバット出来上がり!ってえのんがいいのだ。
それにしてもその実験台(毒味)に、近所の友だちを使うのはちと気の毒なんだが。。。
絵:「モンスター列伝」/小林一三
登録:
コメントの投稿 (Atom)
8 件のコメント:
つくしパン、美味いっすよ!
お世辞と自慢って言った事ないので、素直に、ご安心ください。
ちなみに私、肩こってます・・orz
あいかわらず、朝から笑かしてくれます。
肩、こってます。
うまいっ!
つくしパン、うまいっすかあ?
ありがと。
はずかしーなー。
ま、わたしのことだから、突然ぷつっとやめちゃうかもしれませんが、ときどき食べてやってください。
夢は畑でとれた野菜で自然発酵したものでパンを作る!というやつです。大根や人参でつくってみたいなあ〜。
畑行ってないですけど、フキノトウってそろそろなんですか?もちっと後?
ぱぱさんちの前のお家の庭に咲いてました。ちょっと大きくなりすぎて花になっていました。
もうじきじゃないでしょか。
わくわくする?
お家の庭に???
どこだろ?って帰ってないし・・・。
まぁ、猫の死体、じゃなくって額、
ですから。
あ、書き方間違えた。
お宅の道路を隔てた向かいのお家の庭先で、です。
神戸屋もルパも閉店中とあっては、自分で焼くしかないですね。
野菜では試したことがないのですが、イチゴとか、リンゴは簡単に醸して、天然酵母づくりができます。ほんのり甘い香りの生地になるので、ぜひお試しあれ。
へー、イチゴでも出来るんですか。
リスさんはお詳しいんですねえ。
まだ自然発酵に手を付けてません(おそろしくて)。
そのうちやります。まずはイチゴから。
今日はデニッシュ食パンつくってます。
ほんと。北口のウエストさん、よかったですよねえ。自分で作り出してからはいかなくなっちゃったんだけど、開店当時よくいきました。素朴でいい感じの従業員さんたち。あそこはがんばってほしいなあ。
コメントを投稿