2009年9月19日土曜日
怒りのエネルギー
夜、私は何やらハラが立っていた。
私がハラがたつのはだいたいダンナとのことだ。相変わらず私の弱点にするどいツッコミいれてくれる。触れてほしくない部分なのに、そこをほじくられて、クローズアップされてイライラしていた。
そのままふとんに入ろうとするが落ち着かない。そこで、こりゃ感情のエネルギーを「観察」してみるいい機会だと実験に入った。
怒りの感情がそこにある。それでもっと膨らましてみようと
「もっと怒れ。ほれ、もっと怒りよ、大きくなれ!」と怒りをあおった。
するとどんどん小さくなっていく。
「おいおい、小さくなっている場合じゃないぜ。怒っていいって言ってんだから、怒れよー」
と、いううちにヒュルヒュルと怒りはいなくなってしまう。あれ?あっというまにいなくなってしまった。ついでにダンナへの感情もどこかに消えてしまった。何だ、それほどのものだったのか、とどこかでがっかりしながら眠りについた。
夜中....、突然のお腹の痛みに目がさめた。すごい痛さだ。瞬間にこれは寝る前の怒りの痛さだと感じた。ほら、怒ると「ハラがたつ」というではないか。ハラがたって痛みになったのか?あの時の怒りはお腹に来たのだ。なぜか頭に4、5個の痛みの渦がイメージにわいた。黄色と緑のぎざぎざした渦だった。
さて、ここからはおバカな妄想族がやっていることと思いお聞きください。
私はまず、その一つめの渦の痛みを感情を交えず、どこがどのように痛いのか観察をした。ぎゅるぎゅると音がする。エネルギーの渦だ。ジッと観察をしていると、一つ目の渦は消えていった。第二弾の痛みが襲ってきた。また観察を始める。すると今度は観察だけではおさまらない気がしたので、トイレに駆け込んだ。エネルギーが下に降りた瞬間ジャーッと○◯が出た。だいぶ痛みが治まったのでふとんに潜る。ところが今度は痛みではなく胸の奥にムカムカがはじまった。怒りもムカムカと言うではないか。吐いてしまおうかと思ったが、吐くのはきらい。しばらく抵抗する。でもおさまらない。意を決してまたトイレに。指を突っ込んで吐く。2回、3回...。もう胃液だけに変わってきたのでやめにする。ムカムカもおさまったし、痛みも消えていた。しかし完全に体力を消耗している。こりゃまずいとおもったので、最近編み出した手法を使う。題して回転数をあげる術〜。(バカでしょ?ほっといて〜)頭の上から足の下まで一本の直線を頭に描き、それを軸にした卵形の光をイメージする。その卵は三つ重なっていて、一つへ右回りにもう一つは左回りに、そしてもう一つは固定した状態で回転をさせるのだ。どんどん回転を速くしていく。光速よりも早く(の、つもり)回転させる。するとウチ側からエネルギーがわいてくるのがわかった。どこかでこれでよしと思える私がいていつのまにか眠ってしまっていた。
朝起きたら、どこも痛くなかった。ダンナにお腹いたくなかった?ときいたが、「別に」と言っていたので、食あたりではなさそうだ。
つまり私的感情のエネルギー論でいくとだ。
怒りはエネルギーの一種であるから、どこかで噴出しなくてはいけない。ところがそれが出るところがないと、どこかでたまる。それがお腹の消化の妨げになった。で、痛みとなってあらわれる。怒りのエネルギーをどこかで出してしまわないといけないからだ。たとえばそれを薬で痛み止めや下痢止めなどでおさえてしまうと、いつのまにかそれが蓄積して大きな病気となるのではないんだろうか。ガンは抑圧された感情がたまるとなるともいうではないか。
たぶん、夜ダンナに言われたことは、私のこと線に触れる何か重大なことだったに違いない。自分でも自覚しない深いところにあるわだかまり。そこにつんつんと針で突っつかれた気がしたのだろう。何とも言えない重たい怒りだったのだ。
んで、一体ダンナに何を言われたのか?
.....忘れちまった.....。
(あかんわ)
絵:ミステリーブックカバー
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2 件のコメント:
”んで、一体ダンナに何を言われたのか?”
平和でんなぁ・・・。
お....おもいだせない...。
O型やからな。
そんなこっちゃから、ニンゲン形成できんのじゃ。
いつまでたっても悟りの境地にはいかん。
で、いつまでーも輪廻転生をくりかえす...。
ああ、もうそろそろ涅槃の境地に行きたい私。
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