ここんところ、うちの町内会の夏祭りの準備や、府中での展覧会、仕事のバタバタで更新できなかった。
いやー、ウチの夏祭りはサイコー。ニューヨークなんて雑多な街から、いきなり80世帯しかいない小さな街(というより村だな)にひっこしてから、日本の昔ながらの行事に惚れ込んでしまう。町内会の人々はこれまた一癖も二癖もあるジジババばっか。これがまた、味わい深くてたまらんのだ。私は失礼ながらもニンゲン観察をする。ここの人々は一見ぶあいそなあたりの悪い人に見える(笑)が、これがまたかめばかむほど味が出るスルメみたいな人ばっかりなんだな。こんだけ個性的なのに、なんだかいざという時はまとまる。これが日本人の真骨頂なんだとおもう。どこか深ーいところでお互いを認めあっている。圏央道問題で相当もめてまっぷたつに分裂してしまったこの町内会。話せば長ーい行列が出来る。でもここにきてなぜかその二つは折り合いを付けようとしている。ここが日本人のよいところなのだ。これがニューヨークだったらそうはいかない。やれ訴訟だ、敵だ味方だと大騒ぎだ。最近は日本も訴訟だ、敵だ味方だとなってきたが、それでもこの村にはまだ昔ながらの空気がただよっている。こういう村の空気がそよそよとまわりに流れていって、やがて日本や世界をおおいつくしてくれるといいなあ。
絵:荒井夏祭りポスター2009
2 件のコメント:
なんか、お隣の町会はグレードの高いポスターだなぁ・・・。orz
”折り合いを付けようとしている”って、どの辺りが落としどこなんだろか?
できちゃったもんは、しゃぁない!って感じでしょうか???
確かに、少なくともアメリカ人にはできない折合いですな。
なんだろーねー。
これは、理屈でも理論でもない。しいていえば、時間?いやいやそんなに簡単なものでもない。触覚?(ますますわからなくなる)
まあそんなふしぎーな民族です。
(答えになっていない)
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