ある明け方のこと。
ぼんやりとした意識の中、意味不明なイメージが次々に見える。
たくさんのイメージを見せられているあいだ、ああそういうことかと何かを理解している私。
目が覚めて、そのことを思い出す。
えーと。えーと。。。。これを言葉にするとなんというんだ??
わかっているのに、なかなかそれを言葉に置き換えることができない。
散々言葉を探したあげく、
「そうだ。これは、自作自演って言葉が近い」
自作自演。
つまり自分で自分に演出しているって意味だ。
「あなたは自分で自分にこれを行なっている」
その後に読んだ、奇跡のコース/奇跡講座テキスト27章「夢の中の主人公」
の中の言葉が、まさにそのことを伝えていた。
ああ、これだ。これこれ。
これに気づき、これを取り消したいと願うことが救済の道なのだ。
非二元でよく聞く言葉
「ただ起こることが起こっているだけ」
は、私には救いがなかった。
しかし
「自分が自分にこれを行なっている」
というコースの言葉は、ただ起こることが起こっているだけだとは言わない。
起こっていることの責任は自分にあると。
私にはそれが救いになった。
この世はお化け屋敷のようなものだ。
自分でお化け屋敷を作って、真っ暗闇を作って、
いろんなお化けを作って、あの手この手を使って演出して、
その中でキャーキャー言っている。
まさに自作自演。
私たちはそれを作ったことをすっかり忘れている。
まあ、忘れないと怖がれないよな(爆)。
しかし赦しによって、そのお化けたちがだんだん怖くなくなってくる。
後ろの仕掛けが見えてくる。シラケてきた。
恐れを助長させる声のナレーションの正体もわかってきた。
そしてある日ふと思い出すのだ。
あれ?これ、私が作ったんだよなあ~って。
「自分で幻想を作り出したと知覚しているとき、誰もそれらを恐れはしない」
(テキスト28章「原因と結果の逆転」)
自作自演に完全に気がついたとき、何を恐れる?
はよ、お化け屋敷から出よっと。
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