2013年10月7日月曜日

わしらは空気を食べて生きてるの?



やまんばは畑で考える。

畑の植物は、枯れると土になる。
土になるけど、それもいっときのことで、そのうち水になる。水になると蒸発して空気にかえっていく。
やまんばはその畑の野菜をいただいている。お肉だって、もとは牛さんや豚さんが、やっぱり空気にかえる植物を食ってその身体を作っているではないか。
空気に返っていくものをわしは食って生きているのか?

科学はその土になって水になって空気になる間にでき上がる栄養素が変化して身体になるのだ、とかなんとかいう。
だけど最終的には消えてなくなるもんを食っているのだ。

それがねえ。ふしぎでたまらんのだ。
仙人はかすみ食って生きている、とかなんとかいう。
これ、ほんとのことだったりして。

この空気中には、たんに「酸素」というものがある。ということでかるく処理されているけれど、そのたんなる酸素とは、じつはニンゲンが気がつかない、物質だけでは証明できないなにかえたいのしれないエネルギーを持っているのではないだろうか。

この空気中にはわたしらの身体を維持するすごい英知があるんじゃないだろうか。
息吸って吐いてるこの呼吸も何らかのすごい英知でやっているのかもしれない。

いったいここにはなにがあるんだろう。



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