2017年5月12日金曜日

あたまの中の店員さんがうるさい


朝早く目が覚め過ぎて、仕事に出かける40分も前に準備が終ってしまった。(これを老人化現象とゆうのか?w)

しかたがないので時間つぶしに瞑想などとゆーものをしてみる。寝てしまうといけないので、タイマーを横に置く。

瞑想といっても、何も考えないとか呼吸法をするとか言うものではなく、ただ直接聞こえてくる音、鳥の声、車の音、犬の鳴き声、電車の音、冷蔵庫の音などを聴く。
ソファに接している太もも、あぐらを組んだ足の上にかかっている毛布。そのくすぐったい感触、そのすべてを感じる。
頭に浮かぶ思考の音にもただ気がつく。
それにともなっておこる感情もそのままに感じる。
今この時に、自分の中で、外で、起こっているすべてのものに、意識を注ぐ。


思考ってすごい。
あることがふと思い浮かび、それに乗らずに見ていると、別の思考が浮かぶ。それも流し見していると、全く別の思考が浮かんでくる。そうやって次から次へ浮かんでくる。

まるで、お店の店員さんが、
「これ。どお?ダメ?じゃ、こっちは?これも気に入らない?じゃじゃ、これなんかどお!?あなたの興味にピッタリよ!」
などと、わたしの目の前に、興味をそそるであろう思考の数々を提供してくるのだ。
とはいっても、いつも自分の頭に浮かんでくるお話だけどね。

これはまるで馴染みの店の店員さんが、私の好みを熟知しているように、
つくし玩具店の店員さんは、私がいつも乗っかってくる話(おもちゃ)をいっぱい知っているのだ。

だが今朝はあえて、乗っかってあげなかった。

ピピピピ。ピピピピ。

タイマーの音で目が覚めた。
気がつけば、おもいっくそ前のめりになって寝てた(笑)。




絵:「心が折れない部下」の育て方/MF新書表紙イラスト


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