個展を終えて、遅れていた野良仕事をチンタラ始めた。
もっぱら畝の上にみごとにはえそろった草を刈る作業。
草を刈って、土が出た所をスコップ投入。土をひっくり返すためだ。天地返し。
「ずこっ!」
スコップはみごとに土に入る。なんと柔らかい土なのだ。
すると、茶色い土の表面から、にょろ~~~~~~っと、奇妙なものがあっちこっちから顔を出す。
ミミズだ!それもけっこうでっかい。。。。
スコップ投入にビックリしたミミズさんたちが、あわてて逃げようとしているらしい。
スコップ投入にビックリしたミミズさんたちが、あわてて逃げようとしているらしい。
あのね。ミミズってのは、有機肥料に集まるもんなのよ。
ここの畑は、鶏糞、牛糞、豚糞、人糞(?)、まるで入ってない単なる草ぼーぼーの畑なのよ。そこにミミズがわんさかいるはず、ないじゃないのー!
なんで?
ここはひょっとしたら、夜中に、ハクビシンやら、テンやら、サルやら、その他大勢の野生動物が、集結して、みんなでいっせいに大便をして行く野生トイレなのだろーか。。。。
でも糞と言えば、サルがダイコンを食いちらかしたあとに、
「ねえさん、でえこん、うまかったぜ。御代をここにおいとくよ」って、ぷりっと「御代」をおいて行く程度にしか見あたらない。
畑は、やればやるほど、「わからないこと」だらけになる。
それが私を魅了してやまない。
土も、もりもり生えてくる草たちも、こころなしか、何だか、やさしくなってきた。
なんだろう。なんだろう。
アレコレやらなくてはないけない!って思ってた心がだんだんとれて、何でもいーや。って思いはじめてから、何だか畑は戦う場所ではなくなってきている。
ふしぎだなー。
自然って、なんて不思議なんだろう。
めめずは許してくりょー
返信削除嫌いなんかー(笑)
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