畑がジャングルになっている。
やまんばは、黙々と草を刈る。
汗が大量にあふれてきて、体臭がする。
「ん?」
ふと気がつく。イメージが出て来る。
ユタ。
ウチで飼っていたホワイトシェパードのユタのパウ(肉球)のにおい。。。
あれ?この大地からも香る。。。
なんと、やまんばの体臭と、大地から香るにおいと、イヌの肉球のにおいは、同じにおいだった。
そして、むかし知人の葬儀の時に香った死臭も同じにおいだった。
甘く、香ばしく、少し酸味のある、なつかしいにおい。。。。
だからユタのパウを「臭い~」と、いいながら、しょっちゅう嗅いでいたのか。
だから葬儀のとき、「このにおいは覚えておこう。。」とおもったのか。
大地と、草と、人間と、野生から立ち現れてくる、この共通の香りはなんなのだろう。
やまんばは、畑の真ん中で、そのにおいに酔いしれた。
なんというのでしょうか、土からうまれ、土にかえる。うちも畑を作っていてそう思うときがあります。
返信削除におい、なーんとなくわかる気がする(^_-)-☆
返信削除Haru Shibayamaさま
返信削除いらっしゃいませ〜。
ああ〜、やっぱりそうですか!
土から生まれて、まさに土に帰るっている実感をしますよね!
高尾庵さま
返信削除いらっちゃ〜い!
わかりますう?
なんだろね。ふしぎな共通性。