2014年7月5日土曜日

先客がいるとエンリョする草たち



アメリカと日本の仕事をきのうまでに終わらせて、さあて野良仕事!、、、って、雨びじょびじょ。う~~、畑に行きたい。行けない。ひまだあ~。

さて、最近の畑のようす。
イネ科の雑草が畑全体をおおいつくしているが、以前のように「あなたの姿が見えないわよ」と近所のおばさんに言われるくらいなほどではなくなった。いや、これから夏本番だし今からすごいんだろうけど。
だけどこの畑と付き合いはじめて5年経てば(だったっけ?)、草さんのパターンもだんだんわかってきたので、「お、今が刈り時」って時に軽く作業をすれば、「ぐわ~ん、すげー!」って泣きが入らなくなってきた。

それに草にクズのツルが絡まって一見グッチャグチャにみえる状態も、ぐっとかがんで根元を見れば、あ~ら、意外と足下スッキリなのよねん。やまんばはすかさず根元をバシッと刈り上げる。するとあっという間にそこらはすっきりする。

このあいだも雨の合間に出かけていって、畑の西奥の、山と合体しようとしている場所を刈った。
そこは「いつでも野生に返ってやるぜ」と、やまんばに挑戦を仕掛けるてごわい場所。そこに去年の秋、意図的にそこらに三浦ダイコンの種を蒔いた。ダイコンを収穫しようと蒔いたわけではなく、荒くれ野郎の草たちはいつでも進出してやろうと身構えているくせに、そこに先客がいると「遠慮する」らしい、意外と謙虚な一面をかいま見たからだ。

案の定、冬のあいだわさわさ三浦ダイコンは育った。だが手抜きおばばは間引きもせずにほっぽらかした。するとぐわんぐわんに密集したまま葉っぱだけが大きく成長し、そこら一体を凌駕した。春になってもやまんばはしらん顔。そのまま花が咲き、6月には実がつきはじめた。でもあいかわらずやまんばはほっぽらかしておいたのだった。

いつもなら手強い雑草が生い茂って、その上にクズのツルが這い回り、にっちもさっちもいかなくなるのに、ふっふっふ。私の作戦勝ち。自分の実の重みで倒れた三浦ダイコンのの上に乗っかったクズのツルは、たった一本だけだった。

根元をのぞいてみてもスッキリ。やまんばはがあ~っと三浦ダイコンを刈り込んだ。さすがに間引きしてないだけあって、細っこいダイコンばかり。だからそのまま地面の中にいれたまんまで、上だけ刈って、その種が入ったさやがついたままの枝をハミキリで20センチの長さにバサバサと切って、その場所にまき散らした。

そしてその場を踏んづけた。
最近のウチの畑は、耕すのではなくふんづける。フンズケないと、モグラのトンネルだらけだから、せっかく種蒔いても途中で死んでしまう。それにここまでふかふかだと、やまんばが踏んづけた所で、体勢に影響はないのに気がついたから。

そして去年やっととれた大豆をよだれを垂らしながらつっこんだ。(えこひいきすごすぎ)
エダマメさ~ん、そだっておくれよ~。

さて、そのうちそこら一体は、まき散らした大根のさやから芽がでて、カイワレ大根畑になるだろう。そのうちのどれかが、晴れてダイコンにまで変身してくれるかどうかは、ダイコンさん次第。

2 件のコメント:

  1. iやまんばさん初めまして~
    草ボウボウの記事、私も思いあたるところがあり笑いながら読んでいました。

    自己流ですが、堆肥を入れず、化学肥料も入れず、農薬も使わずに私も野菜を作っています。
    今年はおが屑を堆肥化して?畑に入れました。
    野菜の生長が不安でもありますが楽しみでもあります。

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  2. グレープおばさん、いらっしゃあ〜い!

    おお、そちらも草ぼーぼーですか。早速ブログ拝見致しました。すごい。上手に育ててらっしゃる。
    おがくず堆肥ですか。なるほど〜。炭素循環農法に鋭く迫ってますね。
    ところでキクイモ育ててますね。あれは増えます。お気をつけ下さい。やまんばンところも毎年そこだけジャングルになってます(笑)。
    所狭しと色んな野菜を植えて挑戦してらっしゃるところが好きです〜。頑張ってください!

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