最近のやまんば畑のやり方はこうだ。(しょっちゅー変わるのでサンコーにしないよーに)
たとえばキュウリの苗を植えようと思うと、直前まで畝に何の準備もせずほっぽらかしとく。(ふつーは、事前に耕したり石灰入れたり堆肥をいれて待機させる)
「ん、ここ。」
と決めたら、菜の花ぼーぼー、大根の花ぼーぼー、カラスノエンドウぼーぼー、草ぼーぼーの畝をガーッと刈り込む。草やカラスノエンドウは刈ったらそのまま畝の上に乗っける。
大根や菜の花はもう実が着いているし、高さが1メートルくらいあるので、以前は一カ所にまとめてつみあげていた。しかし今年はそれがなんだかもったいないよーな気がして、ハミキリで10センチぐらいの長さにカットして畝の上に乗せる。
苗を入れるとこだけ草たちをまるくどけて苗を入れて、はいおわり。水もまかない。
野菜さんの様子を見ていると、ポイントは表面すれすれの土の状態にあるんじゃないかとおもったわけさ。
山の中は、土の上に落ち葉が落ちてそこで虫さんや微生物さんが忙しく活動して「なにか」を生み出す。その「なにか」に植物は感応していそいそと大きくなってるんじゃないか?
とゆーことは、色々置いてみるってのもアリじゃないか?
それに上にいろいろあると、雨がなくて乾燥した天気でも、夜露をためこんで適度な湿度を保つ。ここんところ乾いた天気だけど、積み重ねた草の下は適度な湿度がずっと保たれている。その湿度に虫さんや微生物がよってくるのかどーかはしらんが、なんか「いーかんじ」なのだ。
ほんでもって欲張りばばあは、刈った大根や水菜の種がそこで雑草化してくれりゃあ、すんげーともおもったわけさ。
今朝も6時に起きて畑でズッキーニの苗を植えてきた(どんだけ早起きのばばあやねん)。
交配しまくった三浦大根が実を付けている畝を刈った。去年種をまいた時、間引かないでほっぽらかしたまんまになってたから、直径8センチくらいの大根が3、4本、ぎゅうぎゅう詰めになって、上に花や実をつけている(どんだけ手抜きやねん)。そのわきに上の部分だけ切って根を残したまんまの大根があった。
それがあるとズッキーニの苗の邪魔になるので、引っこ抜いてもってかえってきた。
スが入ってさぞかしまずいだろーなー、と思って切ってみると、スなんて入ってなかった。少し堅かったが、からいはずの青首のところも甘かった。リンゴみたいな甘さであった。。。
え~~~、し~らなかったよ~。こんなに生命力があるなんて。。。もう5月だよお?どんだけもつんだ。
大根は花をつけ始めると栄養はそっちに供給されるから根っこは枯れて行くんだろうけど、上の部分がないと、大根はそのままある程度まで残ってくれるのかもしれない。
これ1個しかなかったよー。知ってりゃ、そうしておくんだったー。
よし。来年はその手を使おう。
よし。来年はその手を使おう。
しかし。。。。植物ってすげーなー。。。
絵:「天狗百姓」/「裏高尾の不思議な仲間たち展」より
裏高尾に気むずかしー顔をした背中にかごをしょった百姓じじいがいる。本当は人目を忍んだ天狗なのだ。。。
絵:「天狗百姓」/「裏高尾の不思議な仲間たち展」より
裏高尾に気むずかしー顔をした背中にかごをしょった百姓じじいがいる。本当は人目を忍んだ天狗なのだ。。。
なるほど・・・改めて、人知の及ばないとこってあるんだね・・って感じますね・・・。
返信削除そーなのよー。
返信削除やればやるほどなんかわけわかんなくなってくる。
知れば知るほど、なにも知らないことがわかってくる。
それはすごくエキサイティングなことなのだあ〜!