2013年2月23日土曜日

マンガ「怒りおどり」


ある時やまんばは、とってもハラたった。


そこで、この怒りとは、どんなものなのか、観察してみることにする。


おこるってさあー、たいてい誰かに向かっておこってるよねー。んで、怒りはその誰かさんに向かって発射されるのであるが、それをふりかざすと、なにかと問題が生じるので、ここはいったん怒りとはどんなものかを感じてみるのである。
からだの中に熱ーいものがわき上がってる。それは頭に登る。するとだんだんそのびりびりした感じは、腕に移動してきて、手の先にやってくるではないか。  


それはどんどん広がって、足にも到達する。全身ものすごいエネルギーでみたされる。なるほどー。そのエネルギーが、なにかをぶんなぐったり、蹴っ飛ばしたくなるエネルギーなんだな。
んでやまんばは、そのエネルギーでおどってみる。題して『リオの怒りカーニバルじゃあー!』
ズンズン、ブンブン、おどってみるのじゃあ〜〜〜っ!
(あくまで頭の中でのイメージ)


すると。。。。
さっきまで、もんのすごいエネルギーに満ち満ちていたやまんばのからだは、いきなり「し。。。ん」としずかになっちゃったのである。


怒りとは、単なるエネルギーなんじゃなかろうか。
怒るってさー。キホン「怒っちゃいけない」と思うじゃん。だけど、単なる噴出しようとするエネルギーであるとするならば、だしてあげないとどっかでふんずまってしまうやろ。それがある時爆発したり、はたまた爆発しそこねて、病気になったり、心の病いになったりするんじゃなかろうか。

誰かさんがきっかけで怒ったとするだろ。
するとそのきっかけになった人を怒るだろ。
でも理性が怒っちゃいけないと思うだろ。
それでそのエネルギーの爆発をとめちゃってるだけじゃないだろうか。

誰かに向けて発射しようとするからとめちゃうんだとするなら、誰にも向けなきゃいーじゃん。

ただ、そのエネルギーを感じる。
そのものすごいエネルギーをたのしむ。
私ってすんごいエネルギー持ってるんだあー!って、感じることが出来るいいチャンスなのである。
このエネルギーを誰かに向けるのはもったいないのであーる。


5 件のコメント:

  1. まいうぅーぱぱ2013年2月23日 23:03

    エネルギー不変の法則、ですな・・・。

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  2. エネルギー不変の法則。なるへそー。

    どっちみち同じエネルギーなら、誰かさんに向けて発射するエネルギーを、自分への発電として変換させるんだな。

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  3. つくしさん、
    おもしろすぎる~(^_^)v

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  4. グフフ。ウケてくれて、ありがとー。
    これ、最近知ったんだけど、
    チベットの高僧のけっこう高度なテクニックだった。
    共通するもんがあるのねー。
    一度お試しあれ。

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